弓構えの要点としては
「取り懸けや手の内は時間を掛けずにすっと済ませ、物見をじっくりと行い、自分の的を見ながら前立ちの人の弦音を待っている。」これが私が実践して欲しい弓構えです。審査の間合いは別ですが、試合では前の人の的中に囚われる事無く、物見をしたまま弦音の合図を静かに待つ。的中板など見て気にしない。打ち起こし前の物見に時間を充分に取る。これで良い結果が生まれると考えているので是非意識してみて下さい。これだけで的中が上がると思えば楽だと思うでしょう。騙されたと思って実践して下さい。会の落ち着きはここから始まるのです。