mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

百射会

結構な頻度で聞く今年最強寒波( ^ω^)・・・
寒くて手がかじかんでいる時は手の内の不安も有り、知らず知らずのうちに握ってしまいます。今年の百射会で経験した角見の疲労です。
頭では理解していても、意に反して力んでしまいます。
暖かい時期ならば多少の不具合は身体の動きでカバー出来る場合も有るでしょう。
手も冷い、躰も動き辛いと少しの感覚のズレも調整しにくい。
どうも上手く矢が出せないので、諦め気分で身体の縦線と矢の平行・水平のみに気を配って引いた方が、結果が良かったです。
二点感想を書いておきます。
やはり優先順位は、縦線、矢の水平、矢と肩の平行の順ですね。手の内を効かそうとしたり、離れを上手に出そうと試みるよりも結果が良かったです。
次は、横線(矢筋)に意識が行き過ぎると、小手先で離してしまいそうです。基本に有る「伸び合い」での気合いや気息は能動的な場合だけで無く、現状の会有りのままで無心に縦に伸びる事への気持ちの切り替え(俗に言う開き直り)の精神も大事だと思わせてくれる日でした。
矢数が増えて親指の付け根に疲労を感じる場合は、やはり弓を握っていると思った方が良いでしょう。今更ですが百射会の感想です。5立20射区切りで見てみても、練習不足を知らず知らずカバーしようと右往左往していた始めの立ちよりも、疲れて色々考えられなくなった方が外れませんでした。弓道(武道)は小手先の技に先は無いようです。

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