私の思う手の内は
考えの中心は弓の姿勢の安定と体幹に弓力を伝える事です。次は弓の性能をそのまま引き出す事でしょうか。他は細かく別れていたり個人差が影響したり流派にも依るので色々別れるかもしれません。
きれいに引けても離れで弓が暴れると矢所は散らばるでしょう。言い方はともかく離れで動く部分が有れば同じ所に矢を飛ばす事は難しくなります。かと言ってもそっと離すのでは無いですよね。大事に離そうとすれば弛みます。力んで何か手を加えてもうまく離れません。だからこそ気持ちと体幹が動かない様に引いて離す事を練習します。
気持ちが動揺したり、身体が安定しなければ矢所が安定しにくいという事はほとんどの人は意識していると思いますが、いざ的に向かうと当て気が起こり力む物です。
ほとんどの段階の人は、手の内を細工しないで大三のまま会に引くと考えた方がブレにくいのではないでしょうか。勿論確かな技術を持って引ける人は別です。5段位までは基本の通り引くと良いでしょう。自分の個性を出すのはその先で、それまでは個性が癖と変わらないです。
引き分けの途中で手の内を回し入れたり上押しを掛けたりなど動かせば大三で定まる手の内から変わります。
弓構えで調えて大三で定まり会で五重十文字が出来上がる様に引いてください。それが出来る頃には手の内は力みも取れて更に高度な技術に進めます。皆んな射法八節や基本が大切な事を理解しながらも、焦ってその先の高度な技術に走ろうとしていませんか⁇
弓構えや引き分けや会で手の内の事を考えても安定して的中する事は無いでしょう。思う手の内が無作為に調えられる様に練習してから射位に立ちましょう。調えたまま大三で定める練習をすれば全てが出来なくても的中は取れるようになります。的中を目指すと言うよりも安定を目指してください。