以前雪の目付、場の掌握、視野について書かせていただきました。
今回は巻き藁前練習での「他者の目視による狙いの確認」についてです。確認者に馬手側から会と離れと矢所を見てもらいます。確認する人は会での矢の向きそのままに矢が飛ぶ事を見るでしょう。特に学生さんが「巻き藁で狙いの確認?」って疑問に思ってもらえれば少しは三重十文字について意識するきっかけになるかもしれません。表題の「三重十文字と狙い」を見て既に気づいた人もあるでしょう。
結論から言うと会で足踏みの真上に矢が垂直に重なっているか?を見ます。射位で足踏みは的に向きます。したがって狙いは的につきます。
足踏みは最低でも打ち起こしに入れば動かすことは出来ません。的前で会に入って狙いを動かせば会に入った時点と会の状態は変わります。胸弦が付き頬付けが出来た時(会に入った時)に狙いの左右は付いているように引き分けます。
せめて足踏みと平行に矢を動かして、引き分ける間に重心が動かないように、また物見が動かないように意識してみましょう。