mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

2024年5月のブログ記事

  • 手の内のイメージ

    尾州竹林派(大和流の打ち起こし方も同じ)の弓を開きながら打ち起こす引き方が身体に無理が有ると考えて、一旦正面に高く打ち起こしてから斜め下に開く引き分けに変えました。この正面打ち起こしは大正から昭和初期に流行って、現在の主流になっていると考えられます。けれども利実翁はまだ本多流とはなっていなくて、亡... 続きをみる

  • 引き分け

    「引き分ける」を単純に考えると、分けるという表現なら左右なので、「弓を左右に引き分ける」です。始まりは左手に弓を持って右手で引くとなりがちなのでそれを注意している感じでしょうか。 以前に「会での張り合い」を右手の肘先から一拳手首側と左手の尺骨の先辺りにしました。引き分け方と会の張り合いを同じに考え... 続きをみる

  • 弓構えは何か⁇

    私の認識に誤りが無ければ、流派は取り敢えず小笠原流と竹林派の大別が可能です。そして竹林派は様々な流派に枝分かれしました。 尾州竹林派の広げながら打ち起こす形を正面に打ち起こしてから移る本多流は身体に無理の無い引き分けを目的にしているらしいですね。 大正から昭和に流行った正面打ち起こしも手の内や取懸... 続きをみる

  • 弓を引く為にはまず取懸けです

    取懸けの癖はかなり早くから付きやすいです。ゴム弓からでも簡単に癖は付くでしょう。徒手でも癖を見せている人も居ます。徒手で多い癖は右手の平が脇正面に向いて引き分ける状態です。実射でそこまで捻る事は不可能ですし、手首にも負担が掛かるでしょう。意外かもしれませんが、始めて取懸けたイメージがずっと続いてい... 続きをみる

  • 大三は「押し大目引き三分の一」と言えども

    「押し開く」と言っても左右は均等ですね。「剛無理」(勝手は理屈なしに強くする)と言っても左右は均等です。 右利きでも左利きでも関係無く左右は均等にすると考えるべきでしょう。 押手で弦を押し、勝手は弓を引くというイメージで胸の中心から離せるようになると言われていますが、最終的には腰で離れる?と言う事... 続きをみる

  • 手の内再び(自己流です)

    弓構えと打ち起こしまではなるべく力を抜きます。 円相の基本が有りますが、左右均等に肘を保つ事と肩に力みがこない様にあまり肘を張るが優先ではありません。 大三に移る時が正面打ち起こしでは難関ですね。本多利實翁が斜面で打ち起こす時の身体の負担を無くすために正面打ち起こしにした経緯が有るので、無理に動か... 続きをみる

  • 自分の手の内の調え方について

    左手は尺骨側で弓力を受ける意識を優先したい(初心者からの癖でどうしても親指に意識が行ってしまう)。右手も尺骨を対比して左右のバランスを取ります。(尺骨で弓力を受けるとは言い切れずに右肘で受ける習慣。しかし離れに向かう時は尺骨が矢筋の張りに必要)。手の内は上押しやベタ押しよりも中押しが良いと思います... 続きをみる