mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

2019年12月のブログ記事

  • 再び手の内

    「角見」「中指と親指」「天文筋」「人差し指」「中押し」 ほぼこれらの語句が手の内を説明する時、手の内を考える時の中心になるでしょう。こう考えて、後は練習する時に熟練者に教えを乞うというのが教本一巻射法編に出てきます。簡単にすれば最低限守るべき事はそんなに多くは無いと感じられませんか? 綿所を硬くし... 続きをみる

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  • あらすじ壱

    人は一人一人癖がある。 行動が意識される場合も無意識の場合もそれぞれ癖を持っている。 元々狩りの道具から生まれ、戦いの道具の側面が生まれ、狩りは戦いの間の息抜きになり、平和になると身体を鍛える手段に変わってきた。それからは徐々に精神性が加わって、人格を見る目的が出てきたのが禮記射技の頃となっている... 続きをみる

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  • 弓道の主動

    初心の頃、私がイメージしていた弓道(弓の引き方)は、「弓を左手に持ち右手で弦を引く」でした。現在は知識として、全身で左右均等と思って引く様にしています。実際の引き方がそうなっているか?は疑問が残りますが・・・ 初心の時に身に付いた物はなかなか変える事は難しいと思っています。頭で理解している事と実践... 続きをみる

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  • 性格と心は別物です。

    百射会などが有ると、一度は百射皆中したいですね。今の私は百射する事自体骨が折れます。学生時代良く中たりを取れてた時期に五十本目を外して集中が切れたのか、最終的には二十本あまり外してしまった時の苦い経験は忘れられないです。しかも六十から八十辺りで集中して外しました。魔の二十本です。若気の至りというか... 続きをみる

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  • 弓道の練習で直ぐに習得出来る事と時間が掛かるる事の区別

    練習方法の変更は直ぐに出来ますが、現実的にはなかなか変えようと踏み出す事が出来ません。目標は変えずこつこつ練習していけば、いずれ的中は取れる様になるでしょう。同じ射を繰り返して形が出来てきても中る様になるでしょう。正射必中は真理とされていますが、中るから正射とは言い切れないのが弓道の難しい所です。... 続きをみる

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  • 弓構え

    回内と回外は橈骨の働きで起こるそうですが、問題は回内する事と橈骨を交差する事の区別です。橈骨と尺骨と手の平の向きを合わせて全体を回内する感覚です。そうなると、手首を捻る動作は手の平が単独で肘の向きと異なる感じになるので、手首周りの緊張に偏りが出ます。鎖骨の先端を抑えて肩甲骨が浮き過ぎないように牽制... 続きをみる

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  • 弓道の練習で直ぐに習得出来る事と時間が掛かる事③

    弓構えでは力を入れる部分は無いと思って下さい。弓構えで円相を考える時に、肩甲骨と肘と手先は常に連動する事に関係が有るでしょう。連動は日頃の使い方です。普段のまま動かすか弓道独自に動かすかは検討が必要です。 橈骨と尺骨に肘から先が二本の骨に別れている事はとても重要だと思っています。これを知らない人は... 続きをみる

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  • 弓道の練習で直ぐに習得出来る事と時間が掛かる事②

    前回に重なる事もありますが、弓道は一人で引いてはいけない。二人でも駄目だと私は言われてきました。一人だと自分が見えなくなるからで、二人だと競ってしまうという事らしいです。色々な目で見てもらうと自分がどうなっているか?どこを直せば良いか?のヒントも多く見つけられるかもしれません。これをヒントとして練... 続きをみる

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  • 弓道の練習で直ぐに習得出来る事と時間が掛かる事①

    姿勢ですが、人に見てもらい直ぐに修正出来る部類かもしれません。しかしながら、自分の感覚は誤っている可能性があります。自分では真っ直ぐに立っているつもりでも、実際は前後に傾いていたり、どちらかの肩が上がっていたりする日頃の癖を弓道では修正する事が大切です。自分の癖を知った上で自分の感覚が正しいとは限... 続きをみる

  • 私の現在の練習での主な課題

    足踏みを終えた時に末弭が射位の位置に合っている事。二足で開くので、右足を開く時に末弭を意識して合わせて動かす。 どのタイミングの物見でも常に身体の線を動かさない様に意識する。 手の内と取り懸けに時間を掛けない弓構えで物見を落ち着かせる。 打ち起こしは捧げ上げる。 一節一節を均等に時間を掛けて呼吸を... 続きをみる

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  • 的中を取りながら修正する身近な方法の離れ

    離れは結果と考えて引く事は元々有った考え方です。したがって、離れを気にしながら弓構えをする事、引き分ける事は離れに対する悩みの現れだと考えられるでしょう。離れが気になるとほとんどの場合に取り懸けが軽く浅くとなっていきます。軽く浅くと取り懸けた場合に弓を引きにくくなり結果的に離れが上手くいかなくなる... 続きをみる

  • 的中を取りながら修正する身近な方法の会

    会ではそのまま離す事が優先です。詰合いから伸び合いまで行けると射も完成に近づけるでしょう。しかし、その前に引き分けの延長線上に会が有り、引き分けたまま離す事を最初に持ってくれば的中には有利となりやすいです。会にきちんと引けてから無駄な力みが取れていき、的中が伸びて気持ちに余裕が出ないと修正もままな... 続きをみる

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  • 的中を取りながら修正する身近な方法で引き分け

    自動車の免許取得で講習中に教官が「真っ直ぐに走るためには視線は遠くにしなさい。人は目で見ている方向に進んで行く」と教わりました。常に的を目に移して引かないと見ている方向に身体も意識も動いてしまうと考えています。学生や初心者を見る機会がある時には、手の内や取り懸けなど気にせずに身体の線を正させて引い... 続きをみる

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  • 的中を取りながら修正する身近な方法で打ち起こし

    弓構えのまま打ち起こせば他には特にする事はありません。勝手の手首を動かしたり、腕の何かをしたりせずに、身体の縦線を伸ばす事に一番多く意識を持たせれば良いでしょう。弓は自ら難しくしてしまう場合が多いので、途中色々な事をすると矢は散らばります。弓構えから物見を入れたら、身体の無理なく動くまま射を進めま... 続きをみる

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  • 的中を取りながら修正する身近な方法の次

    足踏み、胴造りの次は弓構えですが、基本的には同じです。 痩せた人が遠くを通して円を描く様に打ち起こすと、前に倒れやすいと思うため、円相をとる時に肩甲骨をあまり前に伸ばさないで、腕も楽に曲げて構える方が良いかもしれません。肩から肘までを回し上げるイメージで、肘から先はついてくる感じはどうでしょうか?... 続きをみる

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  • 続的中を取りながら修正する身近な方法

    射法八節の最初が足踏みから胴造りと始まるので、重心の選択が大切になるはずです。土踏まずの辺りか、足の指の付け根か、踵(かかと)かの三択がほとんどでしょう。踝(くるぶし)が足の骨なので踵に重心を置くのが真っ直ぐに立つ人体の自然体と言えますが、弓を前に持って引くので前がかりになる事が多いのも事実でしょ... 続きをみる

  • 離れのイメージで大切に思う事

    離れはイメージだと思いますが、まずは、弓に触れて五年、十年は離して下さい。自然に離れる離れは引き方が定着してこないと無理でしょう。 押手を狙いに合わせる様に会で動かす事と、会が震えないように止めようとする事の二つはしない方が良いです。それ以外の離れの動作は人それぞれで良いと考えられます。 ただ、右... 続きをみる

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  • 中て射の定義(私の主観)

    年齢や性別、経験年数には関係が無い様で、意外にも増えています。増えていると言う練習とは、的前で練習するのが中心でひどい時にはゴム弓も使わない素引きもしない巻藁も引かないなんて事です。いきなり的前で。「巻藁は肩慣らし」「初心者では無いので的前で充分」かなり高度な技術をお持ちの方が増えているようです。... 続きをみる

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  • 的中を取りながら修正する身近な方法

    馬鹿馬鹿しいと思っても頭のどこかにおいて下さい。 骨盤の関係(男女の違い)で女子は胴造りを気にしなくて大丈夫らしいです。重心の位置だけを気にして引けば良いでしょう。男性は弓力を感じるまで力を入れない様にして下さい。腰は出来れば最後まで力を入れない様に引いて残身(心)を取って下さい。 次に柔軟体操、... 続きをみる

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  • 的中を取りながら修正する身近な方法

    前回での押手の中指の曲がりが自然に起こる為にも、親指と中指の先を離さない基本が絡んでいると考えてみたらどうでしょうか? 弓構えで整えた手の内の形が崩れる最初の関門が打ち起こしから引き分けに移る箇所で、大きく向きが変わっていきます。親指と中指の作る輪が弓構えのまま回して行きたい時に、親指の付け根を回... 続きをみる

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  • 的中を取りながら修正する。

    二足歩行の私達は足の裏の骨がアーチを描いているという骨格を唯一手に入れているそうです。それに依って指の付け根と踵で前後のバランスが保て、足の裏自体がクッションの様に働く様です。足踏みの時でも爪先や踵、またその両方で感じて開く事が可能です。逆に言うと、爪先か踵かに重心が片寄りやすいかもしれません。足... 続きをみる

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  • 射法八節の流れ 通し。

    試合では 射場控えが来たら予め頭の中のイメージで一本引いてみる。リハーサル。 足踏みは足に意識を置いて行なう。 胴造りに入ると全員のペースに注意を払ってみる。 弓構え自体はスッと行い、物見を落ち着いて済まして前者の離れを待つ。的を見たまま離れを感じて打ち起こす。 打ち起こしは半分地点まで息を吸い残... 続きをみる

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  • 簡単に考える弓道射法八節残身(心)

    弓倒しは離れの手の内、弽の形のままで行なうと一番経済的です。 会と残身(心)で手の内と取り懸けの形がさほど変わらない事が一番でしょう。残身(心)で反省すると基本に有るのは、何故外れたかなどの的中以前に残身(心)の形で離れまでがそつなく出来たか?を焦点にするべきでしょう。 これに尽きると言いたいです... 続きをみる

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  • 簡単に考える弓道射法八節続離れ

    残身(心)での手の平が向く方向は、正面打ち起こしが脇正面側で斜面が少し床に向く様に考えています。矢筋に離すと言っても、瞬間の出だしは少し上気味に弧を描く感じに思っています。 腕を開く角度は意識していませんが、自分の理想としては弓構えで円相をした腕の感じに戻る事です。手の内と取り懸けの形も弓構えと大... 続きをみる

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  • 簡単に考える弓道射法八節離れ

    離れに悩むのは当然です。気持ち良く引けて気持ち良く離れ良い弦音で矢勢も良く的芯に中る。こんな矢が年にどれ位有るでしょうか?ほとんどの人はなかなか得られないと思われます。私はほぼ無いです。しかしながら、原因は離れだけには無いと考えるべきでしょう。離れだけ直せば中るという人もそう考える人も居るかもしれ... 続きをみる

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