mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

2019年9月のブログ記事

  • 残身(心)から逆算して考えたい事④手の内の分岐点

    押手を力んで左肩が上に抜け勝手引きなのに引き足らずの時期。 弦は比較的直線的に戻り、弓返りがままならず手の内で弓の反動を感じてしまう頃から、押し開き方が徐々に分かってくると、手の内の分岐点が来ます。或る程度引けてくると手の内の指摘が増え、弓返りを求められる様になるからも有りますが、押手の肩、肩甲骨... 続きをみる

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  • 残身(心)から逆算して考える事③

    勝手でいくつか考えてみます。 気になる事を挙げると、離れで肘が落ちる事、指が開く事、残身(心)の手の平の向きがどうあるべきかという事、腕を開く角度等です。 肘が落ちる事に関わる物として、肘で離す事を避ける方が意図的にならなくて済む様に考えてきました。腕を開くだけというイメージで離しても自然に肘は動... 続きをみる

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  • 残身(心)から逆算して考える事②

    残身(心)で一番の関心事はやはり押手の手の内の姿でしょうか? 鍵となるのは親指の向きと押手の肘になるでしょう。 親指の姿はそれこそ多種多様で個人差が出る所です。 離れで手の内が真っ直ぐ切れたなら残身(心)はほぼ良いとされる一つの基準となる様に思っています。親指の使い方は手首の振りとも関連が深いと言... 続きをみる

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  • 弓道の余談

    稽古の「稽」は訓読みでは稽えると書いて「かんがえる」と読めるらしいです。それはつまり稽古するとは「古い事を考える」というのが元々の意味となるでしょう。 射法訓の前文に書いてある「弓箭は無邪なり」に関連して考えてみると、弓を引く事の昔からの根底にある物を考え、弓道は単純に考えるべきで、どうしても考え... 続きをみる

  • 残身(心)から逆算して考える事①

    まずは重心です。動かないのが最善なのでしょうが、動く場合で考えてみます。 離れ、残身(心)で前(脇正面)に動く場合。胸を開く意識の強さが第一に挙げられるでしょう。いわゆる意図的な開きです。腕を背中側に振る反動とも言えるかもしれません。こうなると弓倒しの際に元の位置に戻ります。元に戻るという事はその... 続きをみる

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  • 骨格の仕組みで弓道と関係する事⑤

    手の指で小指と薬指が連動する事で薬指と中指も連動する。小指と薬指を強く握るほど中指も曲がるべき方に曲がる。中指が先に曲がっても人差し指の自由は守られている。親指は他の指とは独自に動かせる。指の関係性はこんな感じです。仮に小指よりも薬指を先に曲げても小指にはさほど影響しません。 剣道では経験が長い程... 続きをみる

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  • 骨格の仕組みで弓道と関係する事④

    元々斜面が主流だった弓道から正面打ち起こしが生まれました。 何故か?と骨格の面から考えた事が有りますか?本多翁が身体の無理を無くす面から考案されたと認識していますが、間違ってないでしょうか? 今までの経験や斜面の射手を見る時に、確かに手の内は決めやすいし、実戦の時代なら矢を番えて構えやすいと思って... 続きをみる

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  • 骨格の仕組みで弓道と関係する事③弓道での温故知新

    男女で骨盤と大腿骨の繋がり方は違うらしいです。これは人体の元々の構造上の違いで変える事は出来ません。 それが理由で女性は胴造りを特に気を付けなくても普通に立っていれば良いという事らしいのですが実際には性別に問わず胴造りは大切な事の一つとして指導されるでしょう。しかし、身体の仕組みがそうならば、利用... 続きをみる

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  • 骨格の仕組みで弓道と関係する事②

    「胸鎖関節の自由度は2〜3度と想像するより小さいらしい」 胸の中筋と接する部分(鎖骨の首筋側の関節)の事で、腕のぶら下がる肩甲骨が肋骨に沿って動く自由度の方がはるかに大きい。左肩が上がらない様にするには鎖骨の先端を立ち札の方に下げる意識を持ちたいけれど、元々鎖骨自体は上がりにくい。したがって肩を下... 続きをみる

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  • 骨格の仕組みで弓道と関係する事①

    「腕の内転」 例えば押手で手の平と肘の内側を同じ向きにすると、手の平を親指側(身体の左外側)に捻る事は難しいですが、親指を右側(身体の内側)には捻り易い。日頃内側に捻って使う様になっているからです。弓に手の内を当てる時もこの事が小指側の天文筋が弓から離れ易い理由です。なので、弓を引く時は、手の平を... 続きをみる

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  • 続続、射法八節で今注意している事の流れ

    「手の内を整える」事。 「手の内を回す」親指の付け根から手首の間の通称綿所を固くしたままで手首と腕の伸ばしが中心。 「手の内を入れる」 親指の付け根を握りの内竹右角に向けて当てようと試みる。 「手の内を回し入れる」 大三で効かせると大三で整えるの両方を同時に考える。 手の内を回すだけなら内圧は無し... 続きをみる

  • 続、射法八節で今注意している事の流れ

    手の内で人差し指を下に向けてはいけない理由。 掌のほぼ中央に続く下筋が中指に向かっている事が一つ。 中指と人差し指は地面と平行に構えたい事が二つ目。 引き分けの後半(大三以降)は弓と手の内の当たり角度を一定にして会に入る為が三つ目。 二番目と関連して、腕の骨格の違いを解消する手段として。腕が比較的... 続きをみる

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  • 雪の目付けについて

    射法八節の説明に雪の目付けが有りますが、それについての解釈を書いてみます。 雪の一欠片を決め、目で追い続けて見失わないという風な意味合いで集中力を養う事と感覚的に捉えて来ましたが、今は異なる解釈をしています。 目使いが場の掌握というのは皆さんご承知の通りです。ここで?マークが出た人は一応射法射技の... 続きをみる

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  • 学生弓道時代で良かった事三つ目

    胴造りで「ひさこ腹」に凝っていた時期があります。お腹を楽にして骨盤を立てる方法です。今とはほぼ真逆ですが、何かで知識を仕入れて昔はこうだったらしいと思い実践してました。自分なりに安定して、これが合うかもと思って長く取り入れていました。腰が折れて臍が下に向き、胸が張り過ぎるのを避ける目的が有った様に... 続きをみる

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