前回の補足として考えて下さい。 普通は薬指と小指はお互いの動きを干渉し合います。つまり、小指だけや薬指だけを別々に動かす事は困難です。別々に動かすにはかなりの工夫や練習が必要となるでしょう。逆に自然な動きを利用する事で形を造る様に考えると案外楽になると言えるでしょう。 縦に伸びるという時の話で、肋... 続きをみる
2020年11月のブログ記事
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今までと同様に考える方向の一つとして検討して下さい。 狩猟目的で矢を放つなら目標の動きを一本で止めないと手に入りません。一本が無理な獲物なら人数を増やして対応したでしょう。源為朝の様に三人張りの剛弓ならどこに中たろうが関係ないでしょうが中々難しいです。戦いの場面でも同じ様に威力か数かで考えられるで... 続きをみる
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取り懸けと手の内とでは費やす時間にかなり差が出てきますが、私の印象からすると、手の内と引き分けと離れを主に練習する傾向が強いでしょう。 これが素直な練習の仕方で多くの人がそうだろうと考えています。射法八節の流れや比重は滞り無く同じと思っていても、自分なりにきちんと引いて会を頑張ったつもりなのに離れ... 続きをみる
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的中においてが前提です。 腰は左右の高さが違うよりも前後に捻っている方が厄介です。足踏みの向きと合っている方が良いです。 肩はその逆で高さが違う方が厄介で、俗に言う押手の肩が抜けていようが押手の肩が前に出ていようが的中にだけならさほど影響しないでしょう。 肩甲骨は強い弓なら巻き上げて引く場合もあり... 続きをみる
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「感覚いわゆる五感」と「感性」を前回に続いて弓道の面からもう少し考えてみようと思っています。 まず感覚です。「しっくりしている」という事。「握りが手にしっくりする」という感覚は自分の弓という面では大切ですね。握り皮を選んだり、中の枕を色々変えたりして手に馴染む様に考えます。これは当然ですが、その反... 続きをみる
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触覚、視覚、聴覚、味覚、嗅覚の五感が「感覚」でしょうか。「感性」は五感を使って想像する感受性で捉えていす。そんなに的外れでは無いと思っている私のイメージを言葉にすると、感性は「五感を鋭くして何かを感じ取る」という事になり、鋭い人・豊かな人などそれぞれ人により違いが有ると考えています。ただ、感性が鋭... 続きをみる
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「真っ直ぐ立って真っ直ぐ引く」と幾度も言いましたが、誤解される事が有るので付け加えたいと思います。 「体幹」と言う言葉は現在良く耳にする様になりました。 弓を引く練習をする人は普段真っ直ぐ立つ事は簡単に出来ると言えるかもしれません。「体幹を鍛えよう」という言葉は身体を動かす時に言われる場合が多いで... 続きをみる
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高校の部活動に入部して引退まで実質弓を手にして引く期間は2年間くらいでしょうか。ある程度の成績を残すには充分な期間とは言えないかも知れません。最近の母校を見ると、昔より推薦で進学する人も多くなった様にも思われます。なら、部活動の成績が良いのも一つの推薦理由となり得ます。 本題の短期間で中たりを取る... 続きをみる
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しないと言うより出来ないと言った方が当たりかもしれませんね。 「聖徳太子じゃ有るまいし」です。 でも、私はこれをこうして、ここをこうしてとたくさん同時にやろうとする。思い上がりか、願望か、歳と共に妙なプライドを持ってしまっているのは確かな感じもしています。 「自分ならもっと出来るはず」よく冗談で口... 続きをみる
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会での手の内を予め造り、そのまま引けるゴム弓は良い練習道具だと思っています。 二面の一つは、自分が思う手の内を予め造れる事で、大三や会でのその手の内を経験出来る事です。ほとんどの人はこちらに近いかもしれません。 別の面は、常に気に掛かる手の内が予め造れるので、手の内を気にしないで引き分けでの肩や肘... 続きをみる