mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

2016年5月のブログ記事

  • 大三の「広さ」と「高さ」と「受け渡し」について

    大三の「広さ」の基準で先ずは「矢尺」の半分からですね。ここを別の観点から言葉を変えて考えてみた結果として、「右手で引いて執り終えない」と「両肘の決めは勝手が先」という2点が主に気になります。単純に大三の時に矢筋の高さで張り過ぎると身体がそこに引っ張られて、肩の座りが甘くなりそうです。単純に「押し開... 続きをみる

  • 意識転換の勧め。伸筋

     私も誤ったイメージを持っていたのが「伸筋」です。  これは「伸」という字に対する漠然とした認識の話で、弓道にどう結び付くかはご自分の判断にお任せします。  例えば、「膝を伸ばす=ひかがみを張る」です。足を曲げる「屈筋」を使わないで足の前側に有る「伸筋」を使って膝裏を伸ばすならば、「伸筋」は「縮め... 続きをみる

  • 意識転換の勧め。離れは通過点

     結論から単純に言わせてもらうと、「会」まで引く(引き分ける)のではなく、残身まで引く(出来れば弓倒しまでをせめてもの区切りとして)です。  自分も含め、気力の充実と言うよりも「中てなきゃ」と気持ちに焦りが見えると、的中を得られない場合には「残身」まできちんと行射出来ない場面を経験します。頭の中が... 続きをみる

  • 外せない意識「真っ直ぐ引いて、真っ直ぐ離す」

    いろんな事を考えて来ても、全てここを通ります。 射法訓の前文にも有る通り、「外頗る(すこぶる)簡易なるが如きも」です。 単純作業に見える行射の一つ一つを追及して行くと、どんどん複雑に思えて来ますが、する事は「真っ直ぐ引いて、真っ直ぐ離す」ための事ばかりです。矢の向く方向にそのまま水平に離す事が第一... 続きをみる