2021年9月のブログ記事
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肋骨の下部を少し持ち上げると腰骨が少し前傾し首筋が伸びるという人の元々持つ連動を紹介した事が有りますが、縦線の伸びはこれだけで充分です。胴造りをこれだけに絞って実践しています。学生時代はどちらかと言えば「ひさこ腹」に近く骨盤を立てて固めていましたが、それはたぶん練習中に先輩から前に後ろに腰を押され... 続きをみる
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皆さんそれぞれの狙いが有るでしょう。問題は狙いは的に付いているか?です。しかし、弓力よりも上や下の場合もあるし的芯よりも前や後ろも有り得ます。ここからは私個人の狙い方として進めてみますが、正誤は関係しません。 身体や足踏みに平行に矢は構えます。高さは籐の何番目とかは関係なく床と水平に構えます。構え... 続きをみる
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昔は弓を親指と人差し指で挟む事を試みた事が有りますが、16~17㌔位の弓力からは自然に挟まる様な感覚になってきました。むしろ人差し指と親指を広げて虎口の皮を張る方が難しいと思います。弓返りを弦が腕に当たる位までと考えれば挟む場合は90度か270度で止まると思います。弓返りの正解は270度で止まると... 続きをみる
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手の甲が力まなければ良い手の内に近づくと思われます。普通に考えると指先の力と手の甲の力は連動しているので、指先と手の甲の両方を力まない手の内はかなり高度な技術になります。始めは力まないというよりも三指のどれかで握りを引っ張ったり指を使ったりする状態は作りたくないと思います。弓返りに関心が向くとどう... 続きをみる
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人差し指と親指は付け根を使うが虎口の皮はべったり握りに付けない。 綿所だけでなく掌底にも均等に弓力を受けさせる。 小指は握りを掴むより掌底に弓を当てて安定させる事に意識を注ぐ。 三指は揃えても第二関節にはゆとりを持たせべったり付けない。 弓に直角の基本は親指だけでなく三指にも意識する。 人差し指は... 続きをみる
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手の内を考える時に共通する事が親指の爪の向きだと考えています。小指と親指を対に手の内を考えても親指と中指を対に手の内を考えても掌底や虎口で手の内を考えても親指の状態で手の内の感覚は変わると思われます。 押手は伸ばし切らず小豆一粒の余裕を持つと言う様に親指を伸ばす手の内を選択していても伸ばし切らずに... 続きをみる
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皆さん気になりますか?何も問題なければ手の内を磨いていけばかなり的中は取れると思われます。起こるとすれば何が起こるか考えてみます。今までの話の流れはひとまず置いて経験した事や予想出来る事を挙げてみようと思います。 角見を効かすと称して弓を引き分けで捻ると何本かに1本は矢を前に弾きます。弓を捻る事と... 続きをみる
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かなり前ですが、整体の面からゼロポジションを紹介しました。足踏みと大三にそれぞれ絡めての紹介です。 足は腰骨から床までと矢束に開いた凡そ正三角形の状態、足裏の角度を60度に開いた状態が身体に負担の掛かりにくいとなる事です。ほぼ足踏みと同じです。肩はと言うと、整体師さんの言葉を借りればお菓子のグリコ... 続きをみる
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弓力は手の内だけでは受けられません。したがって引き分けに入ると骨、関節で受ける事を考えます。腕を伸ばせばかなりの力に耐えられます。例えば倒立などを想像して下さい。多くの場合腕は体重に耐えてくれます。腕を曲げるときついですが、伸ばせば大丈夫でしょう。自分の体重と弓力を比べてみて下さい。もしも可能なら... 続きをみる
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射法としては左右均等です。技術面としては左右対称です。全ての事はこれに照らして進めているつもりです。つもりと言う事は所詮は自分の感覚が元となるので常に客観的にはどうか?という事を同時に意識する感じに思っています。 足踏みや胴造りは極力力まない方向を自然体と考えています。「骨を射る」は関節に無理の無... 続きをみる
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技術は多様ですが、人一人が出来ることには限りがあります。以前にも話題にしましたが首尾一貫した射を実践するために取捨選択が必要です。大筋ではどんな引き方にしても共通する事はたくさん有ると思われますが、自分の射の要になる部分はきちんと選択したいですね。弓道の難しさはそれぞれが思う要の有り場所が違う事に... 続きをみる
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弓道に関係する知識として手元にある本を挙げます。本格的に読むと大変難しいので全部理解出来ていませんが、興味を引く箇所から少しずつ読み広げて行く感じです。 解剖学的関節としては肩甲上腕関節・肩鎖関節・胸鎖関節の三つで機能的関節として第二肩関節・肩甲胸郭関節の二つが有るようです。この五つの関節運動が連... 続きをみる
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弽の堅帽子の先が脇正面から見えていると注意された事があります。学生時代に仕入れた知識で「親指の爪に豆を乗せて弾く感じが離れ」という事がありました。書籍で目にしたこともあります。高校大学とそんな意識で勝手の離れを考えていたので癖が付いています。親指の先を押さえて引いても離れは出ますが、意識の面では違... 続きをみる