「取り懸けや手の内は時間を掛けずにすっと済ませ、物見をじっくりと行い、自分の的を見ながら前立ちの人の弦音を待っている。」これが私が実践して欲しい弓構えです。審査の間合いは別ですが、試合では前の人の的中に囚われる事無く、物見をしたまま弦音の合図を静かに待つ。的中板など見て気にしない。打ち起こし前の物... 続きをみる
2019年6月のブログ記事
-
-
-
(竪帽子、正面打ち起こしで大三を設ける場合) ①弓構えの時に虎口の皮を握り皮に押し付ける過ぎる事。 ②打ち起こしてから大三に行く時親指を握り皮に押し付けながら皮を擦らして回し入れる事。 ③中指から肩までの下筋を途中で折る事。(これは例外が有る) ④手の内を回し入れる時に、人差し指や手の甲を使う事。... 続きをみる
-
取り懸けは悩むと難しくなる様に思うので可能ならスッとしたい。考えるなら動作を起こす前に的前以外でしたい。 取り懸けはどこに悩むだろう?弦を溝に掛けて引くのに、溝に掛けただけでは引く弓力に限界が有るので、かなり捻って溝から出にくくしてしまう場合も、捻りによって暴発を誘発する場合も有る。かと言って、中... 続きをみる
-
-
左右は均等はこれにも当てはまるだろう。下筋の先端が中指と考えて引くと良い様に思っています。手の内の中指が的に向くのが下筋を意識する前提で、中押しの基本と考えると良いかもしれません。肩甲骨から中指まで下筋が真っ直ぐになり、左肘は下筋側を意識していくとある程度立って締めやすい。勝手の引き分けと残身も右... 続きをみる
-
-
打ち起こしから大三へ移行する時に手の内を効かそうとする事はしない方が良いです。しかしながらかなり多くの人がしていると思っています。整えるだけの時に効かそうとすると力むのは当然で、手の内を廻し入れる時にぎりぎりと握り皮にする音が聞こえてくる場合もあります。弓力は引くに従って掛かってくるので、会や離れ... 続きをみる