難しくても敢えて一言に絞ると「ゆったり」です。その為にゆっくりと構える事になるでしょうか。呼吸に合わせた所作がリラックス出来たらパフォーマンスも向上すると想像しています。が、速度がゆっくりという訳では無いので難しい所です。ゆったりとゆっくりには微妙に差が有り、本人の意識の中で受ける感覚の事で、傍か... 続きをみる
2021年3月のブログ記事
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頭の中を文字に起こす事は本当に難しいといつも感じていて前回もうまく伝えられて無いでしょう。もう少し加えてみます。 今日の一本目は前の練習を引き継ぐというよりも常に変わらず意識してきた弓道に対する自分の思いを再確認すべきだと思います。本当の自分の気持ちを知る事も書かせてもらいましたが、最終的にはどう... 続きをみる
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特徴を持った独特の射を展開して結果を残せば、癖射とは言われる事は少ないかもしれませんね。基本は始めに習い時には戻り常に意識に置くべきでしょう。しかし、人よりも抜きん出るとすれば人の出来ない物や人と違う武器が必要です。ただ一方では基本通り出来る事で人よりも抜きん出る事も可能です。多くの引き手が基本を... 続きをみる
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以前に王貞治選手の中学時代に荒川コーチとの出会いの話をしました。その時に素直さに触れましたが、前回と同様に「素直」という事が大切な心持ちだとして追記します。 主観に拘る人は一般的に大成はしないと考えています。我が強い事が一概に悪いと言う訳ではありません。ここは誤解しないで欲しいと思いますが、「他者... 続きをみる
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取り敢えず両肩の線と床面を意識して引く事を習います。矢と身体が平行、床と水平に引く事が前提です。それに加えて足踏み線が的に向く事、足踏み線と腰と肩線が重なる事を意識して引く事が大切です。 ここで注意して欲しい事が有ります。 実はこの頃には「引く」と「引ける」には差が有ります。この段階で癖が付く付か... 続きをみる
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時には自分の本心に触れてみましょうという内容です。 弓道人としては心の声を表に出しにくい環境で修練している場合が多いので、たまには、自分の本当に思う事を探してみる事が大切と思っています。実はこれ受け売りです。子供と違い大人になるにつれ気持ちを素直に表す事が難しくなるので、自分の心に問うてみる時間が... 続きをみる
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前回で触れた握りの対角線が的面と平行になる位に持っていれば、例え手の内をぎゅっと握ってしまっているような段階でも、酷く前に飛ぶ事は減ると考えられるでしょう。少し角度を付けてきちんと持てば、会まで弦を引いて離せば元の位置に戻ろうとします。しかも引き分けが進むに連れ弓の握りが親指の付け根を押して、握り... 続きをみる
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他にも 矢筋に引けば会に納まる。 上に引けば降りてくる。 弓を押し続ければ狙いがつく。 弓道には、目的そのものを求めないが、結果にそうなるという言い回し(考え方)が多く見受けられます。 弦を引けば弓は曲げられるので当然戻ろうとする力が生まれます。これが反動力です。弦と手の内について一般的に考えてみ... 続きをみる
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当然の事ですが、時間が掛かる物には常に意識を置くべきかもしれませんね。手の内が駄目で角見が効いてなくても的中は取れると思っていますが、じゃあ手の内など無視して良いとはなりません。基本的に的中を取りながら修練を積む方向が最善です。 矢所が安定すればそこを的に合わせれば差し向き中たると考えられますが、... 続きをみる
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「中指の爪を親指の腹と結ぶ。人差し指も親指も根元中心。虎口の皮が巻き込まれる様に大三を考える。執り弓で当たる中指の位置から少し下げ、親指の付け根が矢摺籐の下端で大三の時決まる様に構える。残身(心)の弓返りの後で執り弓の位置に戻ればそのまま弓倒しが可能となる。」 角見を効かす事、弓の冴えなどを手の内... 続きをみる
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人差し指の所で載せましたが、例え使わない指、意識しない指であっても要らない指は無いと考えています。薬指と小指は中指に添える事で掌心が素直に沈みます。べた押しの手の内を考える時には綿所の弓への接し方と同時に三指の根元(手の平)が握りにべったり付く事も避ける方が良いと考えられます。スポーツなど特別な場... 続きをみる
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基本からという事はひとまず棚の上に置いて進めてみます。 最初の壁はやはり受動感と能動感です。 簡易的に「角見を効かす」「弓を捻る」と考える方向が能動的な考え方としましょう。それとは逆に「弓力は受ける」「弓は自然に捻られる」と考える方向を受動としましょう。こうすると一つの予想される問題が見えてきます... 続きをみる
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