mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

2020年10月のブログ記事

  • 手の内が何故厄介か・・・

    足踏みの方向、狙いは他者の目で問題なくわかります。胴造りは安定感や捻じれなども見て修正出来ます。引き分けでの勝手の軌道、両肩の上がり下がりも手を添えてもらったり、指摘してもらったりすれば問題なくわかります。離れも挙動の不審は人目で見て確認しても問題ありません。 厄介なのは手の内の内圧です。見た目で... 続きをみる

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  • もう少し手の内を掘り下げると

    前回の記事で機会が有ればの事(親指の付け根と中指の先を指一本離す)についてまず触れていきます。 手の内がある程度出来てくる(勿論自己判断で)と、離れで手の内をギュッと握る感覚から弓の弓力を三指で受ける感覚へと検討する段階が有ると考えています。少し弓返りとも絡んでくる事かもしれませんね。離れで弓力が... 続きをみる

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  • 弓の握りに当たる親指の付け根

    まず一点でない事を検討してみます。特殊な例ですが、脇正面に親指の爪が向くのが良いと言われる範士がいらっしゃいました。親指の腹側が握りに接してるという考え方ですが私レベルでは理解が出来ません。本当に手の内は色んな事を考えさせられます。 付け根はぐるっと周囲だと考えれば接する可能な範囲は三分の一程度は... 続きをみる

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  • 多くの人が悩む事の優先順位について

    私の中では、上下に散らばる矢所よりも左右に散らばる矢所の方が始めは厄介だと考えています。この二つのどちらかと言えばという条件付きですが。 弓力の差が大きい始めの間には、的の幅に飛べばほぼほぼ真っ直ぐ飛んでいる事が想像出来ます。但し、後ろ狙いで前に飛んで的に飛ぶ場合は直ぐに狙いの改善が必要ですが。正... 続きをみる

  • 例えば構えと攻撃に分けて考える事は自然

    弓道では「足踏みから弓構え」 野球やテニス、バトミントン卓球諸々と道具を使うなら「構えとスイング」 または「準備と効果」「原因と結果」などと言い換えてしっかり分けられると、どうしたら良いかが理解しやすいかもしれません。 以前、プロ野球選手だった落合博満さんと前田智徳さんの打撃理論の対談を聞いた事が... 続きをみる

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  • 初心に帰る、原点回帰

    「悩んだら初心に帰る」これは弓道に限らず耳にしてきました。 では弓道での初心っていつあるいはどこでしょうか? 私は壁を感じた時、今でも何処に戻れば良いかいつも悩みます。結局は戻りきれず同じ所で堂々巡りしているのが現実なのでしょう。結構な量の知識は仕入れて来たとは思っていますが、選択の難しさを感じて... 続きをみる

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  • でも「中てたい」早く「皆中したい」と人情として考えるのは当たり前

    早く中てたいけど難しい事は避けたいと思って弓を引くなら、手っ取り早い方法を模索します。次に書く事はニュアンスとして意味を捉えて下さい。 始めは何故かもわからないけど中ったという経験が有ると思います。先輩にこうして引いて、こうして離せば良いと言われるまま引いたら、的に飛んで運良く中たりが取れた経験は... 続きをみる

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  • 手の内十年

    私は時々刃物を研ぎますが、手が決まるまで毎日研いで五〜六年掛かるのが平均的でしょうか。そこからきちんと研げる訳でなく、色んな物が研げる準備が出来てきたという事です。包丁、鋏、鎌、ノミ、カンナまで色々研げて長切れする様に研げるには更に何年も掛かるでしょう。 手の内十年と言っても、そこから応用が効くま... 続きをみる

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  • 弓道を始める時に意識する事。上達の近道が有るとすれば

    まず引き方は一つでない事は再々述べてきました。これは今でも同じです。 したがって、選択が重要だとも述べてきました。選択が重要だという事は気持ちに柔軟性がある方が良いという事も変わりません。「こうでなければならない、これは正しいこれは間違い」などと言い出したら進歩は止まると考えています。「十人十色」... 続きをみる

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  • 弓道に無縁な人は「打ち起こし」が引き始めと思って見ている

    私も以前はそうでした。皆さんどうでしたか?実はその前の準備を疎かにしない事は大切だと思う今日この頃。 いわゆる構え、スタンスです。野球なら自分のスイングさせてもらう。テニスでもいかに自分の体制を崩さない様に振るか。相手と対面する戦いなら相手の体勢を崩して自分の得意な形に持って行く。動作の前に敵に動... 続きをみる

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  • 「脱力」の考え方を反対にする

    結論から言うと、「力を入れた状態から力を抜く」視点を「始めに無力から加えていく」視点に変える事です。手の内、取り懸け、肘、肩、胴造りなどに全く力を入れずに引いてみる事です。 同時に抜く事は無理なら、部分的に例えば胴造りの力を全く入れずに引いてみるなどです。習慣付いた事を止めると多くの違和感を感じる... 続きをみる

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  • 習慣になると余り良くは無いと感じている事

    真っ直ぐ伸びていると力みに見えてしまい外見からは良くないと判断される事も多いでしょう。例を挙げてみますので、検討材料にして下さい。審査や試合場では意識したいと思われます。 良い、悪いは考えずに進めます。 ①手の内の人差し指。 ②手の内の親指。 ③手の内で三指の第一関節。 ④勝手の中指と人差し指。 ... 続きをみる

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  • 無意識に引く為に習慣にしたい事

    個人的意見ですが、常に正しい立ち姿を目指す事は欠かせません。しかしながら前回の流れから、弓を引かない日常での習慣です。弓を引く為に日頃の立ち姿を整える。これが根底です。 射法八節に入ると、動作に気を取られて身体が動かない様に意識する事が大切になります。わかり易い所で言うと、足踏みする時に頭や重心が... 続きをみる

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  • 手の内と取り懸けに紐付ける事

    基本的には引き分けが進んで行くにつれ無意識に近づくと理想は考えられるでしょう。 まず弓構えの両肘。「内転」肩の力みが不要な証明にもなりますが、手の平と肘の内側の向きが同じになっている事が条件です。しかし、これは弓構え時点での意識で、引き分けで保ち続ける事に意識は向けません。次に両肩、肩甲骨です。鎖... 続きをみる

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