2023年6月のブログ記事
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肘の下側から手首の中心を通して中指の先まで真っ直ぐにする意識で練習しています。両腕とも同じですが、どうしても角見や離れを気にして手の内は整え弦を取懸けてしまいます。半分無意識に近い様に知らず知らずのうちに親指を握りに当て親指と弦の角度に目を凝らして見ています。習慣に基づいて日頃の通りに引く事が平常... 続きをみる
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正面に打ち起こすので竹林派の文章を読んでも知識の理解だけしか出来ませんが、八節の図は正面打ち起こしになっていても、教本に斜面の内容が重なって使われていると思います。 浦上範士の離れで、弦から矢が分かれる所の写真を見ると、本当に弓把以内で分かれているので矢を押す力は相当強いと思います。 関板に当たる... 続きをみる
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昔の繰り返しになる内容です。 射が中々治らない時は「少しずつ」という考え方が邪魔をしている場合が多いです。 人の感覚は案外鋭くて少し変えた状態でも本人は大きく変わったように感じます。指の感覚は更に鋭いので手の内や取懸けは「少し」が「全然」と外見上はなると思って下さい。更に脳の記憶も邪魔をします。い... 続きをみる
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引き分けも会も安定して的中が取れる状態で審査を受ければ三~四段位は合格しても、五段を受審してみると、「冴え」が無いとか練習に困る様な指摘が出てきます。有る程度は自信を持って皆さん受審されるでしょうが、束中しても「良く中たるね」で不合格になる場合はどう対処して練習しますか?三段、四段を合格してから射... 続きをみる
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爪揃えは可能なら考えて下さい。指の短い人は極端に拘らない方が良いと思います。手の内の天文筋は小指側(掌底)から握りに構える方が親指が入りやすくなって引き分けの時に力みにくいと考えています。下筋に興味深いなら尚更小指側の意識は両腕に有効です。下筋が効いている弓構えや引き分けが感じられたら残身は安定し... 続きをみる
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射法八節の型が徐々に出来てきてくると弓構えに時間を使うようになります。手の内と取懸けに不安が有るままで打ち起こしを行うと引き分け以降に迷いが出てくるのは当然です。ゴム弓を引く段階から取懸けはきちんと学んで下さい。ゴムを持って引く癖は誤解を招く恐れは充分にあります。どちらかと言うと、中指にゴムの張力... 続きをみる
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前回の肘についてもそうですが、全ては挙げられません。取懸けも最低限必要な事になります。 弽の事を聞いた時に親指の縫い付け方や弦の溝に合っている使い方を意識している人は少ない印象です。取懸けはどうするか?の前に一応自分の使う弽の使い方は理解している方が良いでしょう。 弦と前腕の十文字は始めの基準なの... 続きをみる