mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

2021年2月のブログ記事

  • 取り懸けの整理

     取り懸けを鏃側から見ると、中指と人差し指が水平に並ぶと捻り過ぎかもしれません。  中指から小指までの四指を第二関節で揃えると薬指を握り過ぎずに手の内に似た感じに保つ事が出来るでしょう。  弽という道具を付けている事で、中の指に力を入れる部分は減ると意識したい。  運悪く早気に近づいたり、腕を払っ... 続きをみる

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  • 取り懸けを更に細かく出来るか。

    踊りの方のバレーを続けている人から「手先の力が抜けるには十年掛かる」という話を聞いた事を手の内についての時に紹介させてもらいました。これを参考に世界的トップダンサーを当てるTV番組で手先だけに注目して見たら、たまたま当てる事が出来ました。全体のバランスを重要視している私ですが、審査で例えば、手の内... 続きをみる

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  • 取り懸けの具体策

    以前教えを受けたい事が有ります。弽をはめて徒手で取り懸けの形を作った時に、空いた手の人差し指を弦替わりに当てて「指一本の余裕を持たすと良い」というものです。手の小さい方は弽を付けていると窮屈かもしれないので、弽は付けずに素手で試してみて下さい。親指を反らして親指の付け根を掌底側に寄せてしまうとやは... 続きをみる

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  • 取り懸けの前に弽の付け方ですが。

    和帽子は手首の所で弽紐をキツく巻いて留めています。始めに親指の付け根に掛けますが理由は不明です。想像で考えると、弦を掛けた時に弓力が親指の付け根辺りを干渉して弽の皮が引っ張られたりたわんだりを防ぐ役目が有るとしています。竪帽子の控え付きは弽紐を固く縛らないで控えが付くように引き分けを検討してみる事... 続きをみる

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  • 具体的な離れの動作を表すのは厄介です。

    実際の動きは取り懸けの形から親指が中指を擦るようにして人差し指と中指の間に移動して止まった残身(心)です。人差し指と中指は離れていないので三本の指は接している状態です。「中指を擦るようにして」と表現しましたが、親指を主体とするか?中指を主体とするか?で意識に違いが出ると思っています。私としてはその... 続きをみる

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  • 抽象的な表し方が多いですが少し具体的に・・・

    再び具体的なルーティングに戻ります。 射法八節の中でやはり会と離れに比重が重くなる場合が多く感じていますが、実際は引き分けが会も離れも左右すると思うのでその辺りに触れてみます。 「引き分ける」と「引く」の違いから首筋が中心だと想像出来ますが、じゃあどう意識するのか?です。 まず胸鎖関節(胸の中骨と... 続きをみる

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  • 離れで押手が浮く・弛む場合の修整

    ここで中押しの手の内が生きるでしょう。引き分けでの過剰な上押しは避けたいです。 元々は身体の構造の関係です。腕の長さが決まっている以上、左右に弓を開くと矢は降りてきます。したがって、会に持ってくる様な意識は不要と言えるでしょう。私の個人的な意見として、肩の水平線よりも上で口の辺りに矢が有る事、肩と... 続きをみる

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  • 離れで押手が浮く・弛む

    肩を支点に押し下げる引き分けは離れで押手が浮く原因の一つだと疑っています。その事に、勝手の力み(離れの瞬間)が加わればなお加速すると思っています。 勝手の指先が力んだ瞬間に左右のバランスが崩れ押手が負けるという構図です。 私自身理解が難しいですが、目にする事は多い様に感じていますがどうでしょう? ... 続きをみる

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  • 離れに関して

    考え方の分岐点をまず挙げるとすれば、離れは「起きる」「起こす」の違いで射技は別れると思われます。理想からは起きるでしょうが、現実的には多くの場合「起こす」と考える方が受け入れやすいです。自然に離れる事は早気の感覚とは違い、元々は潜在意識が影響すると思っています。自然に身体が動く様に反復練習を繰り返... 続きをみる

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  • 射法八節を簡潔に選んで表わしてみる②

    引き分けを二つに分けて考えると仮定してみます。前半は押し開く、後半は文字通り引き分ける。経験者なら容易に想像出来ると思っていますが、正面打ち起こしです。 前半が大三までです。 もう一つ仮定を足してみます。弓構えまで押し開き、打ち起こしてから引き分ける。つまり斜面に持つ私のイメージです。正面打ち起こ... 続きをみる

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  • 私の弓道に対する視点の傾向ですが

    系統の似ている部分を他に探して弓道と照らし合わせて考える事への意識が少し多いかもしれません。例を挙げてみると 合気道の「朝顔の手の内」 整体方面で「肩のゼロポジション」剣道や柔道など他武道の「自然体の構え」能などの「歩き方」茶道など稽古事で「頭で考えないで自然に手が動くまで反復練習する」という意識... 続きをみる

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  • 射法八節を簡潔に選んで表わしてみる

    足踏みは背負い的に立つ。 胴造りは肋骨下部を持ち上げる。 弓構えは肩甲骨からの円相。 打ち起こしは肩を開かない。 引き分けは身体を起こす。 会は弓力に合わす。 離れはゆっくり。 残身(心)は爽やかさを感じる。 全体的に背伸びの気持ち良さを感じる。 簡単に表わす事は本当に難しいですね。 本座に控える... 続きをみる

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  • 離れを考える時に使う言葉

    他の引き手と離れについて話す時に使う言葉を良し悪しに関係なく挙げてみます。 大局的には、 満を持す、精神の開放、上下左右への伸び、大地を踏ん張り天に伸びるなどなどとても難しい面が浮かびます。射法編などでもすっと理解出来る言葉の方が少ないと思います。 少し身近な表現を使うと、 離れの時もしっかり床に... 続きをみる

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  • 続離れ

    自分の弓力を百とすれば・・・ 離れのイメージとして百のうちどれ位が必要だと考えられるでしょう?一度自分で検討してみる必要が有るでしょう。頭の中で想像するので、意識が使われる度合いとも言えます。的は目に映る、矢所を注視するとすれば、狙いに割く意識はほぼ無く、会で狙う事は避けたい事の一つです。 部分的... 続きをみる

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  • 離れ

    腕を開けば離れます。しかし拳は弦が外れた弓力の反動で飛ぶ。離れはこの矛盾とも思える二つの側面を同時に持っています。 先に結論としたい事を言葉を選びながら表してみると、「矢筋の張り合いが弓力と一致している時に弦が外れたら自然に腕は開かれて弓力に比例して拳は飛んで止まる。指を開くと弦が外れるのでは無く... 続きをみる

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