mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

2021年10月のブログ記事

  • 前回に腕や顔を払う事に触れましたが

    手の内の負け感はかなり早気に関係が深いと思っています。八節を通じて手の内への意識は高い場合が多いでしょう。私の周りでも手の内の話題は頻繁に聞こえてきます。技術の不具合が精神に及ぼす影響は大きいと思っていますが技術の不具合と言っても誰もが一度は通る道なら練習を続ける以上は覚悟する問題で避ける事が出来... 続きをみる

  • 腕や頬を払う対処です。

    払う方が居れば即座に治せます。至極簡単な方法なので試しの一つに加えて検討してください。勿体ぶるつもりはありませんが、理屈を少しお話しするので頭に置いてから試してください。このブログを以前読まれていれば何となくこうかなと創造出来るでしょうが、捕捉も含めて載せておきます まず弦は引くと弓の真ん中に戻ろ... 続きをみる

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  • 早気について思いきって触れてみます

    早気の入口がいつ?どこか?でその引き手の改善法は変わると思っています。一般的な直し方は色々知識として聞いていますが、独自に原因からの修正を考えてみます。 中りが良い時にポンポン離すと早気になる事は一般的に言われます。問題はその後で中りから遠ざかる事ですが、良い状態で会に入れれば早気でも中り続ける人... 続きをみる

  • 逆にの続きです。

    具体的に表されていると思える事もよくよく理解するには案外難しく返って抽象的と思える時も有るでしょう。 「人差し指を曲げても伸ばしても良いが下に向けてはいけない」を例に挙げてみると、結局はどうしておいたら一番良いのか漠然としていませんか?弓を押すや引くなども言葉は単純ですが、皆の思いはそれぞれです。... 続きをみる

  • 弓を引くイメージを具体的にする

    なんと言っても左右均等が浮かびますがイメージは皆持っていても実際にどう感じているのでしょう?左右の力が同じとするのか、形を同じにするのか、いわゆるバランスなのか?骨格なのかか?はたまた動きか?色々考えられます。つまり基本の様な抽象的な表現ほど個人で具体的に考える必要があります。自分の感覚に近い物を... 続きをみる

  • 自分の中に有る弓道の言葉

    範士の教えの様な難しい言葉は避けて自分の感覚で挙げます。一つでも何かしら悩み脱出のヒントになれば幸いです。 動作は止めると再始動でぶれたり弛んだりする。特に大三と離れで顕著に現れるので注意する。止まって見えるのと実際に止める事は異なる。 射法に「肘を張る」は無い。弓道教本の第一巻にもありません。 ... 続きをみる

  • 細かな疑問

    矢尺と矢束は違うのか?細かい事だけど自分が曖昧にしてきた事です。遥か昔の初心者の頃に胸の中筋から伸ばした手の指先までを計って足踏みの広さだと習ってきました。今でも初心者教室などで足踏みの広さを決めるときはこの方法にしています。今回の主旨は、矢束(実際に弓を引いて筈から親指のつけねまでの長さ)と比べ... 続きをみる

  • 狙いについて再確認です。

    基本の狙いは両目で的を見て透けた弓が半月になる様に習いました。今の私は闇です。ここで気を付ける事が有ります。弓で狙いは付けますが結局は矢が的に向いている事です。筈から鏃を通して的の中心を狙います。「もう少し前、もう少し後ろ」と押手を動かしても本来の狙いにはならない事を挙げました。和弓でも矢は上から... 続きをみる

  • 弓を引く練習が苦しくないように

    技術で当てるのではなく素直に飛べば中るという事が前回の内容の一つです。自ら駄目だ駄目だと脳に刷り込まないことで中りが上向く事は度々記してきましたが。技術と気持ちの両立はかなりの難度です。技術や練習量の裏付けに依って自信は生まれるとされる事は多いです。ですが、今回は違う見方を探してみます。気持ちにゆ... 続きをみる

  • 的の大きさ

    はっきりした数字は覚えてないので興味の有る方は調べて下さい。尺二寸の的枠に矢を詰めたら何本入るか?という結果を見た覚えが有ります。千本は超えていたと記憶しています。というか、何に載っていたか手元に有る弓道書を見直してみると弓道読本に有りました。矢の直径を8㍉で計算すると1743本という事でした。改... 続きをみる

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  • 尺骨と橈骨の使い方と肘についての捕捉

    肝心な事を書き忘れてました。頻繁に脱線するので悪い癖です。 よく下筋を効かす事が話題に上ります。肘の尺骨側を押す様に意識するとイメージとして押手は肩線に近くなる様に身体に寄ります。少しですが弓を持たないで試してみると感じは掴みやすいと考えています。この時に勝手の詰め合い、特に物見の詰め合いを同時に... 続きをみる

  • 尺骨と橈骨の使い方と肘について

    私達は日頃から尺骨に橈骨をクロスに被せた状態で手を使う場面が多いです。細かな作業になるほど頻度は増します。整体の先生の言葉を借りると、橈骨が肘から手首側に下がるので時々は元に戻してやる方が良いとの事です。弓構えの円相で手を内転させる事は何度も載せてきましたので、今回は会あるいは会直前の尺骨の使い方... 続きをみる

  • 肩甲骨・・・

    標準的に耳の幅と肩甲骨の内々は同じらしいです。弓構えの円相については今回外しますが、打ち起こしや大三では肩甲骨の下側は外に開いた状態になると考えます。勝手を弦に引かせて本弭を引き上げる基本に依るとかなり肩甲骨の下側は外に開いた状態です。ここで左右均等とすれば押手の肩甲骨を同じ状態にすることが望まし... 続きをみる

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  • 打ち起こしから大三までが伝わるか・・・

    手の内の回し入れについて捕捉します。親指が先導していくと回りにくくて力み易いでしょう。大三に行く時ぎちぎち鳴る人、控え気味で入りにくい人、豆の出来やすい人は親指先導は止める練習をしてみてはどうでしょうか?親指から握りにアプローチすれば手首や掌底側が遅れやすくなります。これは普通に考えられる事と思い... 続きをみる

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  • 手の内を回し入れる事について再び

    弓構えと打ち起こしでは両手の手の内に弓力はほとんど感じません。整(調)える時に弦を持ったり弓を握ったりしない事を理解したいですね。次に押手の手の内や取り懸けが最終的に出来上がるのは会や離れの段階です。これも意識として忘れない様にしましょう。大三で完結しませんから大三の状態を保つ事より弓力の変化に対... 続きをみる

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  • そもそも再び大三ですが練習には幅を持たせましょう

    難しい技術が八節の図に基本として表されています。肘を伸長させるとある事ですが、問題は方向です。勝手は肩から肘に向いて本弭を引っ張り押手も同様に的にではなく腕の向いている方向です。それも少し腕よりも高い様に表されています。引き分けの準備としての概念だと思いますが、私自身も「矢筋に張る」と単純に思うけ... 続きをみる

  • そもそも大三とは?

    既にご承知の通り引き分けの通過点が大三で八節にもありません。入場する時には息と歩調を合わせるでしょう。大前なら神前への礼でおよそのテンボを次の人に伝えます。射もそのペースで行うとだいたいは早く感じます。果たして行射のペースから逆算して歩調を決める人は少ないと勝手に想像しています。これはひとまず置い... 続きをみる

  • 打ち起こしから大三までですがどこまで伝わるか・・・

    正面打ち起こしでの一番の悩み所かもしれません。取り敢えずは打ち起こしで勝手の肘の位置を決めます。基本は45度ですが勝手の肩から肘まではそのままに出来るのでこれだけでも始めは少し楽になるでしょう。個人的な悩み所をまず挙げるとすれば、打ち起こした後の腕と手首の角度です。手首は腕と真っ直ぐでも下に折りす... 続きをみる

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  • 弓構えについて

    まず家などで机の上に両腕の掌を上にして腕ごと乗せます。橈骨と尺骨が平行に並んだ状態です。そこで力を抜くと腕は骨格の自然な状態に戻ります。そこから筆記具や箸を持ってください。肘と手首は直角に近く捻られ橈骨が尺骨の上に被さった状態になります。日常の動作ではこの状態が多い事を想像してください。次に円相を... 続きをみる

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  • 打ち起こしについて

    始めに45度が基準ですが、意外に高いという事です。身体から45度と捉えるよりも肩甲骨と45度と考えます。いわゆる猫背で肩甲骨が浮いて前傾している場合は身体から45度にしても実際には足りないでしょう。肩甲骨は高さよりもそれ自体の立ち方が影響します。肩甲骨と腕の対の意識は行射では大切な意識です。打ち起... 続きをみる

  • ここから再び具体的射技について

    皆が的に向ける事に集中してしまう足踏みから始めてみます。 一度試しに何も持たずにその場でジャンプして足を広げてみてください。脳が記憶しているバランスの取れる広さが確認出来ます。その広さが自分の矢束よりも狭い場合がほとんどですが、狭ければ狭いほど段々足踏みも知らず知らずに狭くなりやすいです。 一応一... 続きをみる