mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

2022年5月のブログ記事

  • 引き付けと会の関係は結局自然体

    江戸時代よりも前かと思っていますが、矢の高さを肩の高さまで低くに引いていた時が有ったようです。今考えるとどう狙っていたのか?不思議です。感覚的な狙い方だったのでしょうか。今の矢擦り籐の高さよりも狙いは高かったかもしれません。現在の口割りはそこより下げない最低線と明記されています。口の辺りとなった理... 続きをみる

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  • 当て射と中る射について

    ある程度の技術が身に付くと毎日弓を引かなくても中りは取れます。自分の引き方に固執している場合は特に、中る確認の為に道場に来ている人も見受けられます。まず審査で昇段を目指している人と試合で良い成績を残したい人と比べると後者の方が的中は良いです。あくまでも個人的な印象ですが。これは目的の違いで良し悪し... 続きをみる

  • 中ると言う事

    「正射必中」はひとまず置いて下さい。中りは自分の中に有ると考えてみて下さいという事で進めてみます。 「中る感覚」「中る或いは中った時の脳の記憶」はかなり重要で無視出来ないな要素です。大半はその感覚を求めているか、記憶を辿ってそれを元に引いている場合かはかなり多いでしょう。これは両刃の剣で良くも悪く... 続きをみる

  • 引き分けがうまくいっている判断

    ずばり筋肉痛の場所です。勝手の力こぶの反対側(二の腕の外側)です。本当は押手の同じ場所が均等に発達する事が理想ですが、まずは前述の場所です。前回に書いた通り、押手は伸ばして勝手は曲げている事が引き分けでの均等の取り方が難しくなっていますが、取り敢えず筋肉痛の場所が一般的に二の腕の外側なら間違ってい... 続きをみる

  • 引き分けの始めについて

    弓の引き方のスタートについて最も簡単にまとめてみます。体幹や自然体はこの際別にして考えます。初心者も経験者もどちらにも関係するでしょう。 「骨法」つまり骨を射るですが、骨を支えて動かす為に筋や筋肉があります。したがって、それぞれの使い所を区別して引き分けの出発点とします。立っている時の足、身体を支... 続きをみる

  • 手の内再びの一応まとめ

    まず親指と人差し指は伸ばそうと曲げようと体勢にさほど影響しません。基本では人差し指を曲げても伸ばしても良いが下に向けないと書かれています。弓を持たないで人差し指を下に向けようとすればかなり不自然な力み方になるので、なんと無く理解出来るかもしれません。親指の曲げ伸ばしは流派にも依るので自分で選択して... 続きをみる

  • 手の内再び⑤特に初心者に近い方

    指導する人で気になる事を始めに上げておきます。人は自分が気にする部分を主に見ていると考えて下さい。特に勝手の納まり、手の内、押手の肩や肘、肩甲骨の使い方、姿勢などです。これは誰しもが長く研究して悩む部分です。したがって経験者も程度の差は有っても一様に悩んでいます。手の内を主に助言される時はその指導... 続きをみる

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  • 手の内再び4

    手の内の整理をしてみます。 ①弓構えで弓力は無い為に手の内の力は要らない確認 ②斜面の打ち起こし、正面の大三で矢束はだいたい3分の1。手の内も弓力同等でバランスを取るが、弓力に+αしないと止まってしまう。 ③弓を捻る、弓を挟む、親指と中指が中心、親指と小指が中心、親指の握りに当たる位置など良し悪し... 続きをみる

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  • 手の内再び3

    小指と薬指を曲げて閉じるとそれに連れて中指が自然に曲がります。弓を持たず弽も付けない両手でその感覚を調べてみて下さい。手の内も取り懸けもその人差し指の感じを一応の基準に出来ます。離れで故意に手の内を動かさなければ会とほとんど変わらない手の内の残身となるでしょう。理論上は引き分けに入ってからの手首の... 続きをみる

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