2022年9月のブログ記事
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著作権が不明なので画像は載せられませんが、江戸時代の会の写真を見た時の印象から始めます。会なので流派は判りませんが、ほぼ斜面打ち起こしでしょう。 先ず口割りはボーダーラインの上唇に付いてます。少し弓は伏せ気味に見えますが胸周りは楽に見えます。手の内の親指は根元は中指に少し掛かっていて、ほぼ真っ直ぐ... 続きをみる
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再びの確認ですが、手の内十年と難解な技術とすれば学生時代に会得する事は難しいと考えられます。しかし学生さんで的中の良い引き手は少なくありません。矢数の違いは無関係とは言えませんが。従って矢飛びなど冴えと言われる事部分を無視すれば中りを得る事自体は可能だと思えます。これを前提として進めてみましょう。... 続きをみる
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綿所を固くすると親指にも力が入ってきました。正直、隣り合っている部分の片方に力を入れてもう一方を全く力まない事は難しいと思います。今は会で親指と人差し指のどちらも動かす事が出来るので、要は指先まで力む事は避けられると思います。従って日常の握る動作の指先を使う習慣を変えるという意識は最低必要でしょう... 続きをみる
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まず左腕とは切り離して考えます。つまり左腕を伸ばす力で回し入れないということですが、正面打ち起こしの大三に移行する時の話しです。 多くの文献を読むと正面打ち起こしの手の内は出来るだけ柔らかく作り、斜面との違いを強調される場合が多く見受けられますけど、個人的には正面も斜面も流派の違い程の差は無いと思... 続きをみる
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一般的に弓箭(弓矢)を使って何をするかは引き手次第です。これも弓道の魅力になっています。 例えば、昇段を目指すとか的中を楽しむとか或いは身体の為とか人それぞれ目的は違っています。 昇段を目指すなら審査の基準(全日本弓道連盟ならそれに叶う引き方)を満たす様に練習していきます。的中を望むならそれはそれ... 続きをみる
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どちらかと言えばの程度ですが、弓構えと打ち起こしが決まれば後は引くだけと考えても良いでしょう。 どちらかと言えば、引き分けや会や離れの途中で色々変えるよりも、射位に立つ前や弓構えと打ち起こしに悩む方が好ましいでしょう。 どちらかと言えば、足踏みと胴造りがごっちゃでも真っ直ぐ立って引ければ良いでしょ... 続きをみる
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