mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

弓道を始める時に意識する事。上達の近道が有るとすれば

まず引き方は一つでない事は再々述べてきました。これは今でも同じです。

したがって、選択が重要だとも述べてきました。選択が重要だという事は気持ちに柔軟性がある方が良いという事も変わりません。「こうでなければならない、これは正しいこれは間違い」などと言い出したら進歩は止まると考えています。「十人十色」は弓の引き方にも言えるでしょう。

加えて、自主的な練習が必要です。ここで言う自主性はまさに部活動と共通していますが、「教えて下さい」でも上達が危ういし、「独りよがり」でも上達が危ういと考えています。自分でも考え、人の言葉にも耳を傾けるというバランスを取りたいですね。

追求すれば切りがない事を自分が正しいと言う人はちょっと痛い人と私は思っています。「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ですね。しかし、そんな人でも言われる事に全く耳を貸さないのもどうかと思っています。人それぞれ良い所も癖も併せ持っています。ここで先述の柔軟性が出ます。素直さは上達の肝と言えるでしょう。思春期や年齢を重ねた社会人では感情とプライドが邪魔をして段々人の話を聞かなくなります。

「なるほどそうですか」と全て一度は素直に聞いてみる、更には実行に移せる人はわずかと言えるでしょう。

上達の近道と言うとそんな物は無いと答える人は多いと思われます。例え一年間だけでも考えずに素直に耳にする事を実践出来れば多くの経験が積めます。これは始めて間も無い時ほど効果が有ると考えられるでしょう。

経験を積んである程度引けてくると自我や主観が増えて中々素直に受け入れる事が難しくなります。

「でも」「そうしたら〜」が増えて来たら自我や主観、主張が激しくなっていると言えるでしょう。実行に移す移さないはまた別の話としても素直に聞いてみる事は難しくはないでしょう。簡単な事ほど難しくするのは自分の精神です。

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