mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

2022年12月のブログ記事

  • 手の内中心に練習する事

    いつもの通りに前提を先に挙げたいと思います。手の内は細部の技術ですが、重要な事に変わりはありません。練習課題としての引き分け技術と手の内の比重の割合はそれぞれに考えて下さい。私個人では同時進行が基準ですが、それは社会人になって再開してからの考えで、学生時代には手の内だけを1〜2か月集中して練習した... 続きをみる

  • 大三に向かう手の内

    まずは勝手の形を手で造らないと思って下さい。言い方を変えると、弦に引かれる打ち起こした右手は我慢して簡単に弦に引っ張らせないという感じです。「右手の肘から先は弦に任せる」という感覚が間違いとは言いませんが、腕の外側を使って尺骨の先が残る意識を持てば、弽の形は親指が素直に引かれて良くなり、中指と親指... 続きをみる

  • 大三の手の内について

    まず迷ったら、手の内は考えないで意識から外して下さい。その上で、大三での両肩線、両肘の位置、矢の向き、物見、息の状態などに意識を向けて引きます。その結果で的中がどうなるか?をみましょう。手の内を意識してもしなくても大きな差は出ない場合が多いです。「今日は手の内を中心に練習しようと道場に来た」という... 続きをみる

  • 弓道の大三について

    「肘力」とも呼ぶので肘の使い方がどうかですが、「押し大目〜」の語源からも大三の捉え方についてです。 「弓を押す」「肘を伸長させる」を照らして言うと、肩から肘の力が向く方向を考えて、矢筋の引きよりも優先し左右均等にする感覚を意識してみましょう。変化のヒントでも見つかれば幸いです。左右均等と色々な場面... 続きをみる

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  • 射法より射技よりの詳細の感じで

    打ち起こしの息は前半吸って後半吐きますが高さの半分が基準ではなく、止まっている様に見えて縦に伸びている時と考えて下さい。離れの時に二割程度息を残す感じはどこの動作の境でも意識すると考えています。一時期、吸いたくなったら動作を起こす様に考えた時もありましたが、苦しくなって吸う息は胸に響いて不自然だと... 続きをみる

  • しばらくは射法より射技寄りの詳細に。

    まず打ち起こしの高さとされる45度ですが、教本第二巻射技編に骨格差が出にくい高さの記述があるので挙げてみます。両肩の線から会での矢の線を延長した高さです。打ち起こした矢筋がそこに有れば物理的に最短距離です。その面に沿って右肘や手首が動けば、勝手自体も最短距離になりそうです。この基準だと首の長さや鎖... 続きをみる

  • 正射必中と自身の射の折り合い

    「正しく弓を引く」は良い感じです。「骨格で引く」や「骨を射る」も魅力を感じます。「真っ直ぐ引いて真っ直ぐ離す」というのも良いですね。「息に合わせて」や「無心で引く」もまた魅力的ですが、これらは時と場合で一致しない事も有ります。 単純に性格や背格好、考え方は人それぞれという事なんですが・・・。 全日... 続きをみる

  • 弓道の手の内と取懸け

    弓道は枝葉にいくほど考え方も色々変化するので、細かい部分は私の主観が前提に有るとして捉えて下さい。 先日You Tubeの動画を見ていたら、手の筋について挙げている方が居ました。親指を除く四指の筋は尺骨側の肘の下辺りを通っているという内容です。指の構造上で親指だけは違う様ですが、この筋も稀に無い人... 続きをみる

  • 弓道の手の内を内圧から考えると

    肩周りのゼロポジションが肩線に対して脇正面に35度上に45度ほど腕を伸ばした状態の話しをしてきましたのでその補足をします。 手の内の良し悪しを無視して、そのまま弓を握ると腕と弦の角度が一拳程度になります。それを会まで保てば会でも弦は腕から一拳離れようと圧が掛かった状態です。弦は通常では弓の中心に戻... 続きをみる

  • 弓道の練習について脇道のお話しです。

    よく有る話しですが、実は気がつきにくい事です。道場に来て練習する時に皆さん自分の気になる部分を中心にされると思います。誰も居ないで一人で引ける事は稀でしょう。 他者は自分の気になる部分を中心に人を見ています。自分は会の納まりを今日は改善しようと思ってきたら手の内を指摘されたり思いと違う所を指摘され... 続きをみる

  • 弓道で矢乗りの左右と上下について

    「的を鼻筋で割り矢を上から見る」と言っても感覚的な意味合いですが、意識すると役立ちます。一般的に矢所は的の幅に入れば上下の調整は前後に外れるよりも比較的簡単です。足踏みに狙いが一致していて離れで矢の向きに飛ばせれば安定して的中を得る段階に近づいたと言えます。逆に高さは的に入るが前後に外れる場合の原... 続きをみる

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  • 弓道手の内の進め方

    まず手の内は中てるというよりも真っ直ぐ水平に矢を飛ばすと考えます。足踏みが的に向きその線上に矢を引けば狙いは付くと考えます。ニュアンスの違いだけの話ですが、「狙いに引いた矢をそのまま真っ直ぐに飛ばす」と「手の内で的に矢を中てる」では修練する方向性に微妙な違いが有ります。矢は的に向いていないが手の内... 続きをみる