mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

2021年5月のブログ記事

  • 手の内は取り懸けと呼応すべきか

    取り懸けと手の内は似ていると触れてきましたが、その事から始めてみます。 指先に力を入れない事で弦を溝に掛けるという仕組みをまず理解する事が大切だと思います。摘めば離さないといけなくなるでしょうし、握る摘むという風に指は使いたくありません。となれば手の内と同じです。また会と残身(心)でほとんど形が変... 続きをみる

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  • 忘れてはいけない手の内の根底

    弓構えでは虎口の皮の巻き込みと親指の起こしは極端にし過ぎないで楽に構える。引き分けでの弓力が親指の付け根を押してくる事で自然に起きてくる程度を目指す様に考えて、能動的に起こしたり押し当てたりはしない。 上記の図でわかるように、肩甲骨は鎖骨の先端に向いて肋骨に沿うように斜め前向きになっている。したが... 続きをみる

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  • 今までに色んな手の内を見てきた印象

    手の内は力まないをきちんと実践されている方は離れの時または弦切れした時に手の内から弓が出てしまう事がありますが、それを避ける為に人差し指を含めた四指で弓を持った残身(心)になる方も居られます。個人的には好ましく思いませんが、手の内が優れて手先の力みが取れるにしたがって弓の反動力を離れで受ける事が難... 続きをみる

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  • 手の内の考え方はそろそろおいて実際にどうするか?がやはり気になる

    まず弓返りの回転軸を意識して離れを安定させるには、三指で握りをぐっと押さえていなくても形がバラけなければ大丈夫です。親指の腹と中指の先が離れずに小指を中指の方に近づける事で三指をバラけない様にする事が出来ます。逆に指先に力を入れて弓をギュッと握っている方が弓返りは起こりにくいでしょう。こう考えてい... 続きをみる

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  • 手の内の正体を弓道目線以外に見てみる

    弓道も当然ですが、体幹(縦線、縦軸)はバランスに大きく貢献する部分です。スポーツでは回転軸とも言えます。頭がブレない、重心の移動が少ない事は動作の安定につながるという指導は多くみられます。力の部分では溜めや壁を意識してインパクトなどの瞬間に効率良く使う事も求められるでしょう。 弓道での「溜めや壁」... 続きをみる

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  • 手の内が何故重要なのか?について

    持ち方、支え方、動き、効き方と手の内は色んな面から検討する必要が有る事は誰もが意識していると思われます。弓道以外の道具を使う事でもグリップや握り方には色んな種類や考え方がありますね。身体と弓が接している部分は手の内だけです。弽と胸は弦と接しているので一応弓と言えますが、握りやグリップとして考えると... 続きをみる

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  • 手の内を確認する要素

    手の内を修練するに当たり注意しようと思っている事を挙げておきます。 まず手の甲が力んでないか?です。縦にすぼめる事で親指と小指を近づけたり掌心を凹ましたり掌底を意識したりと色々試されてきた方も多いと想像しています。以前に紹介した合気道の棒術で使う朝顔の手の内の形を思い起こして欲しいです。綿所と掌底... 続きをみる

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  • 天文筋の起点と終点を確認

    手相占いで見る線を手を開いて見ると、小指の付け根から人差し指に向かう感情線、人差し指の根本の関節を曲げた時に出来る線から二股に出る頭脳線と生命線、生命線と並走して頭脳線と感情線に交わり中指に向かう運命線が主に見えると思います。感情線を天文筋と称してる場合を見かけますが、正確には感情線と天文筋は違い... 続きをみる

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  • 下筋と手首について

    始めに長掌筋についてです。親指と小指を近づけると浮き出てくる手首の内側の筋です。私には二本有りますが、人に依って三本の人一本の人と違う様です。三本の人は真ん中、二本の人は小指側、一本の人には無いのが長掌筋です。以前触れましたが、これは無くても良くて、肘などの筋の代わりに手術で使われます。聞いた話し... 続きをみる

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  • 手の内は中押しが良いとされています。

    教本を読んでみても手の内はほとんど中押しが推奨されています。次に下筋を使う事も同じ様に推奨されています。根本的な意識は左右均等と縦に伸びるの二つが挙げられるでしょう。最近は手の内について色々考えてきました。中押しとはどんな感じかについて少し触れてみたいと思います。 中押し以外には上押しとべた押しが... 続きをみる

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  • 今までと違う手の内の見方

    一つの提案が有ります。手の内の考え方についてですが、他にも色々応用がきくと思っています。 適当な例は思い浮かびませんが、取り敢えず「歩く」に絡めて進めます。 「腕を振って足を上げて」と何処かで聞いたようなフレーズですが、最小限で大まかに歩くを説明するとこんな感じでしょう。これが前回と同様に要約した... 続きをみる

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  • 話しの中心に手の内が有ります

    前回正面打ち起こしは打ち起こしに意識を注ぐと良いとしました。しかし、話題の頻度から言うと圧倒的に手の内と離れが多いと感じています。話題の中心にある手の内を再び取り上げてみます。 基本的な手の内の捉え方ですが、入場する時の弓に当たる中指の位置を矢摺籐と握り革の境と設定して進めてみます。ここは矢を番え... 続きをみる

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  • ちょっと休憩ですがやはり弓

    射法八節の図の中で打ち起こした時の手の内と取り懸けの手首の角度が左右違う事を話題にしましたが、斜面の弓構えから開きながら上げる打ち起こしの名残りではないか?と感じた事があります。弓構えが押手側に動く弓構えで両手首が向かい合っている事には無理があります。現在の斜面に多い弓構えでは押手の手の内は整えて... 続きをみる

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  • 弓道に関する例えです。

    実際にはあり得ない事に近くてもイメージとしては面白い物も有ります。 *勝手の甲で蜂を払う離れ *乙矢(取り矢)を取りに行くに離れ *風船の中で引いて離れで両手両足を飛び出させる感じの残身(心) *天井を突く打ち起こし *床に力を開放する離れ *肩甲骨の間を後ろから突かれた様な縦線 *臍を下に向ける... 続きをみる

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  • 仲間内で話した離れ

    勝手の甲辺りに蜂が居て払う感じ。結構特殊な感覚ですね。その人は会の詰合いで肋骨と肩甲骨の間にピンポン玉を入れて肩甲骨で潰す感じとも言われてました。蜂を払う感じとは「刺される緊張感から素早く」勝手を飛ばすイメージで受け取りましたが、想像してみると面白いです。「雨露離」については二通り有ります。「堰を... 続きをみる

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  • 今まで経験した離れの種類

    自分の場合から挙げます。まずは「只矢束」に近い感じですが、ある試合で時間短縮の為の同時打ち起こし進行の時に、大前なので少しゆっくり目に会まで引いて、取り敢えず最後に離す事だけに集中して長く持つ事を試みました。基本からは邪道ですが、とにかく左右のバランスだけの意識です。無駄な力みも無く素直に離れ的中... 続きをみる

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  • 離れには残身(心)を思う

    刹那的に一瞬で離すなという事をスッとあるいはポ~ンと離して残身(心)を執るまでをセットとします。動作が止まってからが残身(心)で動いている間は離れと捉えるのは自然と思っています。 パッと一瞬で離すほど残身(心)の形は一定しないでしょう。残身(心)は結果で意識しないという事も理解出来ますが、いざ審査... 続きをみる

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  • 会と離れ

    「タイミングだけで離すな」とか「手先で離すな」と言われると結構心が折れてしまうかもしれませんね。とにかく会の横では声を掛けない方が良いと思います。駄目なら「引き直せ」と言われる方がまだマシかもしれません。せっかく教えて頂いてこんな言い方は大変失礼ですが。勿論会で引き直せと言われる場面を見た事は無い... 続きをみる

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  • 会の正体は何でしょう?

    無限の引き分けとする射法からは引き分けの延長ですが、会で何かするとして進めます。 まず息です。意識しない、あるいは止めておくなど有りますが、「息は意識しない」としておきます。先輩から「どうもお腹は膨らませていくらしい」と教えて頂いた事が有ります。「丹田」という場所は武道においては無視できないでしょ... 続きをみる

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  • もう少し会ですが射技は次回に

    会の終盤に近づくにつれて手の内や取り懸けに意識が集中しがちになります。これはあながち否定できません。当然ですが、弽の弦溝から弦が出ないと矢は飛ばないからです。そのきっかけが何であるかには色んな考えが有るでしょう。手の内の角見や弽、あるいはその両方の働きから離れが起きると考えるとして、離れの捉え方は... 続きをみる

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