mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

2016年3月のブログ記事

  • 「締めると弛む」の匙(さじ)加減で悩む時

     弓は反動力を持っています。元の姿に戻る力です。弓道の面白さはその反動力を素直に出してもらう所ですが、私も含め力味がその本来の力を阻害してしまいがちです。  「詰め合う」事を意識するのが本来の引き方ですが、その場合に「肘を締める」などと言われた覚えも有ります。言われた当時は「締める」と「力む」との... 続きをみる

  • 最後に残る事を始めのイメージで捉える。

    狙いの左右では矢筋を目標に向け、高低の向きは水平。離れの意識は「矢の向きのまま飛ばす」事。言い方は乱暴ですが、矢の向きを変えないまま押し引きが残身まで続く事で、「的に押手や手の内で押し込む」と言うよりは、「左右に体を伸ばして矢の向いた方向にそのまま矢を発射する」。或いは、「見ている場所に矢を飛ばす... 続きをみる

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  • 押手の「手の内」に上押しを掛けるならいつ?(正面)

     正面打ち起こしで引いていますので、正面の場合です。  どこで意識しますか?私は弓構えですが、皆さんはどうですか?私の周りでは少しばらつきがあります。   打ち起こし・大三・引き分けの始め・引き分けの終わり頃・会の伸びの中などと耳に入ります。どれが正解かはその人の色々な条件の中での感覚も関係するの... 続きをみる

  • 「左右均等」は自然に出来るから逆を行く

     私の持論です(^.^)。今まで色々と考えて来た事の根底です。練習の指針とも言える考えとして持っています。少しだけ想像の中でお付き合い下さい。  例えば、どちらかの肩がもう片方に比べて弱い場合。普通は弱い肩に何かを足そうとして無意識に均衡を取ろうとするのが自然と思っています。結果、体の肩以外の部分... 続きをみる

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  • 注意を受ける事が普通(^.^)

     先人の残した言葉やことわざ・故事成語・弓道教本の基本などは、そうならないからこそ有る物と考える事が良いでしょう。少し肩の力を抜いて受け止めましょう。  普通にすると出来ないからこそずっと残っている。だから、出来ない方が多いのが自然です。射法に置いても特に出来ていない人が多数いるから、皆さん気を付... 続きをみる

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