2024年2月のブログ記事
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弓道はなによりも考え過ぎにならない事が大切です。目的を持たずに練習する人はほとんど居ないでしょう。人それぞれに理想の射が有ると思います。その射に向けて練習する事は大切です。 練習は自分の理想に近づく為に足りない部分や出来ない部分に絞って効率的に行うと良いでしょう。つまり出来ない、出来ていないが現状... 続きをみる
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弓力は大雑把に言うとほとんどの場合に身体に掛かります。弓力を受けると考えても弓を押すと考えても、左手の指を曲げる方向に力を入れる事は逆方向と言えるでしょう。指を曲げる方向を色々考えても、弓力に対抗する形にはなりにくいと考えてください。唯一、内圧が消えない様に弓の動きを止める場合は有るかもしれません... 続きをみる
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ベタ押しの定義は、前回挙げた単独では曲がりにくい親指の第2関節が弓力で曲げられた状態で、進行すると綿所の殆どが握りに付いてしまいます。 また、親指の爪が脇正面から多く見える様に寝てしまうと、握りを親指が巻き込む方向に向くので避けましょう。弓力が掛かると爪が上を向くように動く位置を模索してください。
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「大三の準備」という表現の打ち起こしは、左肘が伸びた打ち起こし、手の内を回し入れやすい打ち起こしなど身体と意識の左右均等が崩れた状態です。矢の向きが鳥矢や前向きです。
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弽溝を弦が引く力と右肘を動かす力の相対バランスが引き分けで、押手が弓の力を忠実に左肩へ伝えられればより良くバランスが取れます。 右肘に力が無いと弽を引っ張られる部分(つまり手先)に意識が偏り、指をしっかり使う結果になっていずれ離れに影響します。右肘だけでは引けませんが、右肘が弱くても引けません。
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打ち起こした時に付ける狙いを意識します。打ち起こしは打ち起こしを考え、大三の準備はしないで円相を崩さない。大三も連続動作ですが、大三中心にならない様に打ち起こし自体を考えます。
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足踏みの後で物見を入れる時に゙肩線が動かないように注意します。円相(左右の腕の曲がりと肘の向き)を弓構えと打ち起こしで合せる(正面)
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頻度では「手の内」「大三」「離れ」の三つが多いですね。 「手の内」は引かずに弓を手に持って色々しても実際には弓力が掛かるので上手くいかなくなります。つまりは弓の持ち方ではなく弓力の受け方と弓力を利用する方法として考えるべきでしょう。弓力の邪魔をしないで、弓力に依って締まる或いは効くと考えれば、能動... 続きをみる