執り弓の姿勢と弓構えが決まれば(自分の思う感覚で構いません)行射はほぼ成功します。 「肩を上げない」「肩に響かない」は肩甲骨への意識で大丈夫です。 執り弓の姿勢が崩れる時は、肩より肘に意識が集まった場合が多いです。「身体の厚みに肘が納まる」は結果で目的ではありません。弓道では結果が優先順位の先に来... 続きをみる
2023年3月のブログ記事
-
-
You Tubeを見た中で面白いコツを言ってました。「握りの長さを短くすると常に握る位置が変わらないし、審査で残身を執った時にずり落ちてもさほど落ちて見えない」たぶんYou Tubeのネタ作りで言っていると思ってましたが、自分の竹弓をそうしてる場面が映ったので案外本気なのでしょうか? 個人的にはナ... 続きをみる
-
三重十文字が第一(執り弓の姿勢)で縦線(体幹)が同時です。次は矢筋と身体の位置関係で床との水平です。入退場の精神面が定まれば後は息と目使いです。これで弓を引いていけば、大きな悪癖が付かず長く弓道に向き合えます。 手の内は弓力を身体に受けて引き、離れで三指に受ければ成り立ちます。取り懸けは親指か弦溝... 続きをみる
-
-
「かけがえのない」は弓道から発生した言葉と聞いてます。弽は一生物と言われた事が有ります。取り懸けが決まると練習は非常に楽です。経験上、離れで引っ掛かる様な感じが有っても勝手の納まりに違和感が有っても多少の事は的中に影響しませんが、取り懸けに悩んでいる時なら改善の選択肢が増えてしまうでしょう。狙いが... 続きをみる
-
力まないのは左手と同じです。執り弓の姿勢からそのまま前に出して取り懸け出る感じです。弦は持つのではなく溝に掛けます。弦を放すのではなく溝から外れると考えられるので、引くための技術であり、離れを思って取り懸けている人が居ればしっかり引けるように取懸けましょう。浅く指でつまむと引きにくくなるので逆に離... 続きをみる
-
足踏みは足裏角度を広くするほど強い弓は引きやすくなるでしょう。足踏み自体の広さも同じですが、前後(脇正面側と背中側)への対応に注意が必要です。自分の真っ直ぐと客観的な真っ直ぐと立つときに注意して下さい。 胴造りは上腿の重みを利用した重心の位置に配慮します。自然体は力まないで息と胸は降ろします。弓力... 続きをみる
-
射技編を見てみると範士の方々の中でも射技の表現に少しずつ異なる部分が有ります。表現が違うと思っても実は同じ事が有るので理解は難しいですね。 そこで自分の表現に置き換える事も有りだという事を提案します。 まずは両方の「両」の字を付けられる物には両方というイメージを付けて考えてみましょうという事が主体... 続きをみる
-
ここの理解は大切です。手の内を考える時に引き分け方が影響すると思って下さい。勝手が強ければきちんと弓を押していけるようになります。押手、手の内中心の射でもかなり的中は良くなるという事も確かに考えられますが、当然左右均等の概念からは少し離れます。押手中心で勝手が弱いと離れのぶれが多くなりやすいので、... 続きをみる
-
-
-
「弦を引き分けると弓が時計回りに捻られる様に構える」です。自然と弓は捻られて角見に弓力が掛かるために綿所を固くして耐えると離れで角見は効いている状態になる。この事に身体の伸びを弓に素直に伝えられる様に手首の状態を作る事を足します。「弓は反動力、身体は反作用」が根底に有る意識の元です。 弓の本来の性... 続きをみる
-
-
個人的なのですが私は高校時代に同期の中でも皆中したのが遅い方です。最後だったかもしれません。夏休み中に矢数を掛けていた時期です。結果的には良かったという話しで、先輩方に混じって試合のメンバーにも早く入って引く事が出来ました。前回の内容に直接結びつくとまでは言えませんが、私にとっては良い経験だと考え... 続きをみる