経験者と初心者の違いは幾度となく触れてきたので、今回は経験そのものについての捉え方です。 経験を積み重ねで身に付いた物とすれば1つの事を長く続ける事になります。定期的に弓を引き続ける事は大変な努力が要ります。社会人なら仕事の状況に、学生勉強や゙行事に左右されます。限られた時間で効率的な練習を゙する... 続きをみる
2023年8月のブログ記事
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矢束に足踏みして的に向け、踝に重心を置き三重十文字を守ろうとして立っている前提で進めますが、今出来ていなくても意識していれば良いです。 手の内の調え方と取懸けは重要ですが、顔持ちは崩さなずに元弭を膝に預けたままで矢を床と水平に近い状態で、執り弓の腕のまま素直に出して構えて下さい。手首をくねくねした... 続きをみる
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残身で勝手の位置を見るために振り返る人はけっこう居ると思います。腕の振り方を一生懸命練習しているのでしょうが結果を作ろうとしてもあまりうまくいきません。会のまま離すと今まで言ってきましたが、離れのイメージで変化するので気を配ります。 「そのまま離す」「そっと離す」「思い切って離す」「軽く離す」「鋭... 続きをみる
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目標に向けて正しいと思う道を歩いている時の脇道に逸れてしまう場合を挙げておくので検討して下さい。 始めはほとんどの人が同じ様な道を歩き始めます。「進む方向に有るのが基本」という事が前回まで数回の主旨でしたが、実際に気付かないで道を逸れる場合に焦点を当てて考えてみましょう。 例えば真っ直ぐ立つ事は誰... 続きをみる
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中たる時期を経験した事は有りますか?何故か分からないけど中たるみたいな時です。先輩に弓力を上げた時は元の中りが出るまで数千本引かなきゃ戻らないと言われた事が有ります。その先輩は称号取得の審査練習をしていた時に自分の中たりがわからなくなって5〜6年取り戻すまで掛かったそうです。 強い弓を引ける様にな... 続きをみる
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基本を学ぶ段階では弓を引くのは勝手(馬手)で・矢を飛ばすのは弓力で、離れの主導は押手の手の内というのが大筋です。これを左右均等に考える事で和弓は本来の引き方に゙近づくと言えます。 弓を引くのは勝手ですが、押手が棒押しになったり突っ張ったりすると勝手離れになります。引き分けに肘力大三があるので手の内... 続きをみる
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教本の第一巻は「射法編」となっていますが一部に射法射技の基本が載せてあります。弓の抵抗力や基本体型などについて改めて読んで下さい。 例えば抵抗力、反動力、直動力などのニュアンスの違いを考えてみるのも面白いと思います。 教本第一巻の射法八節図解と第四巻の射法八節図解には違いが有ります。大三を裏的側か... 続きをみる