mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

2015年10月のブログ記事

  • 「離れ」

    一切の理屈や基本を除いてから単に「離れ」を単純に考えると、どうなるでしょう? 「引いた弦に矢が番えて有り、その矢を狙った方向に飛ばす動作」としてみます。その考え方で「離れ」を言うと、「体と弓が不自然に動かなければ狙ったところに飛ぶ」という前提条件を意識できると思います。まずは「体が不自然に動かない... 続きをみる

  • 「結局は」のまとめ1

    力を入れるにしても、力を抜くにしても一か所だけでは無理です。問題の部分(自分なりの修正目標部分)だけを見つめていても事は始まりません。実は左右の均等が崩れた状態に外から見えていても、その人の内面的な感覚の均等の取り方が癖付いているのでしょう。本人はちゃんと左右均等にしている。そのために悪い所だけを... 続きをみる

  • 必要な段階

    弓道に特殊な体の使い方は無いと思っています。日常で私たちが無意識にしている身体の動かし方で、殆んどが事足ります。要は全身を使って弓が引けたなら、それだけでも及第点だと思っています。無意識にしている動作の「呼吸」「歩く」「走る」などは意識した途端に難しいものになりやすいですね。例えば徒競走などで、気... 続きをみる

  • 押手の「手の内」の大別から枝葉

    「角見を効かす」=「押手から離れを誘う」現状について、「会」で手の内をどうするか? 大別と言うのは私の主観です。離れで親指が的に向いて伸びる様に取る残身(前者)と、親指と人差し指を開くように虎口で押す意識を持った残身(後者)の二つの大きな区別をしています。この二つに的中面の差は出てこないと思ってい... 続きをみる

  • 打ち起こしから大三へ手の内を廻し入れる実態の三つ目

    小指を先に決める感覚で回すものです。親指の進み具合よりも掌底側を優先して回していく感じです。親指を先行して回そうとしたら、手首に力が入りやすいと思っている事がその動機の一つです。掌を脇正面に素早く回すには手首の力みは邪魔です。動機の二つ目は尺骨を通じて肘や肩で弓力を受けやすい事です。基本である「上... 続きをみる

  • 続々、打ち起こしから大三へ手の内を回す実態

    執り弓(入場)の時から退場するまでの間、押手の「手の内」の形を崩さない事が出来たらどんなに楽でしょう(^.^)やはり理想はここです。矢番えの時も極力少ない指の動きに気を配っています。甲矢を掴んで矢送りする際も人差し指と親指で輪を作り、その中を通していく感じです。指で矢を摘まみにいかない。人差し指、... 続きをみる

  • 続、大三での手の内を廻し入れる実態

    二つ目の親指と中指を共に回す感じについて、まずは基本の「親指と中指を離さない」への注意です。小指が短い人もいるでしょうから、爪揃え優先にすると、手の内が入りにくい人が出てきても不思議では無いと思っています。形を優先しなくても、角見が良く効く方法が大事でしょう。親指、小指に多くの力味を持つと、場合に... 続きをみる

  • 大三へ手の内を廻し入れる実態

    一つは人差し指の先導、先行です。二つ目は中指と親指が共に動くです。三つめは小指を先に決めるです。最後に会の形を崩さずに回すの四つを中心に考えています。 一つ目の人差し指の先導とは、虎口の皮を開く感じに似ています。天文筋側の緊張を意識し過ぎて、弓を挟む感覚が表に出過ぎると、手の内を回す面からではブレ... 続きをみる

  • 訂正が有ります

    打ち起こしから大三への手の内の記事の中に左肩とあるべき所を右肩になっています。 右肩をねじり上げる→左肩をねじり上げるに訂正をお願いします。 読まれた方は既にお気づきの事でしょう(^.^) どちらかと言うと上方向に張り上げるとしたなら、それは右肩ですね。右の脇から肘までに共通の張りを感じられる事が... 続きをみる

  • 打ち起こしから大三へ移行する時の「手の内」

    私のこれまでの練習の重要課題です。皆さんもここを充分に研究されている事でしょう。押手の「手の内」に豆を作る事は基本的に嫌っています。親指の根元の関節は太く、固まってくるのは仕方がないですが、他は右手と同じでありたいと思っています。高校時代は左手親指の弓側の側面の皮がひび割れたり、小指の付け根を中心... 続きをみる

  • 打ち起こす時の手の内

    理想は「ぶらぶら感」です。弓の重さのみを支えて、その重みで適度に手首が下げられる感覚を理想としています。流派に依ってか、その時の押手と手首の形の事を指して「鵜の首」と表現する場合が有ると頭の隅に有ります。それが意識の中心では有りませんが自然と弓を真っ直ぐに立てて打ち起こしを終えるには良い感じと思っ... 続きをみる

  • 会・離れでの押手の「手の内」

    一つは大三以降「何をするか?」と「結果こうなる」の区別です。 正面に打ち起こす射法で、大三で手の内を決めた後の引き分け以降で手の内は何をするのか?を自分で選択を先に整理するべきでしょう。私の選択肢は「何もしない」です。誤解されてはいけないので「何もしない」には「余分な事は」と付け加えてください。前... 続きをみる

  • 押手の手の内

    まず上押しを整理したいと思います。手首を下に屈めて曲げる事を上押しと思っていません。これは皆さん異論は無いだろうと思っています。では次に私の思う上押しの解釈は「手の内の中で下を止めて上を押す」が一つ。もう一つは引き分けから会に至る過程で弓の成りで握りが的側に倒れ少し斜めになるため、「握りに直角に手... 続きをみる

  • 私の角見

    多くの方が長く時間を費やす「角見」。けれど避けては通れません。そこで、私の現状を露呈してみようと思います。正しくは無いにしても、自分なりに真剣に取り組んでいますので検討してください(^.^) 最初に漠然とした大三での意識ですが、通常は誰でも角見が気になってしまいます。正面打ち起こしを選択されている... 続きをみる

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  • 弓構え

    細部の考えを現状に沿って書いてみます(^.^) 取懸けには時間を掛けたくないですね。力味と悩む事を少しでも減らしたい想いですっと済ませたいところです。「勝手の手首を捻る」事への話題は多いと思います。私は手首を捻る思いを捨てているのが現状です。どう考えるかというと、掌(手の平)の向きと手首の向きを合... 続きをみる

  • 弓道の基本4

    ここで、自分の八節を順序良く具体的な動作で表してみます。それぞれの詳細は後程で(^.^) 足踏みはちゃんと矢尺に近く、足裏の角度は60度より若干狭いくらいのイメージを持って、両足裏の内側に重心を乗せるように足が途中で曲がらないように開く。 出来るだけ胴造りの「間」を意識してから矢番えに移る。なるべ... 続きをみる

  • 弓道の基本3の2

    胴造り 「ひかがみ」を伸ばすについても、足の力を抜くのを前提にしています。関節が伸びて重心が両足腰に均等に乗っていれば、力を入れなくても安定すると今現在は思っています。弓を引く前の段階から上腿だけでなく、足腰にも力が入っているのには、少しばかり疑問を持っているので、所謂いわゆる「背伸び」のイメージ... 続きをみる