mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

2023年11月のブログ記事

  • 私の段階では離す離れ

    昔風に言うと「切」の離れですね。会で弓力に押し返される前に離した様な残身にならない事は気を付けています。 納まりの悪い会で離せれば、単にタイミング離れになり、弓力が勝つとやはり弛み系の離れになるでしょう。 5秒前後は保ちたいとは思って会を考えて練習しますが、正しいとわからないながら現状の目指す感覚... 続きをみる

  • 外れ矢に悩む時

    審査の要項通り、始めは的よりも前上に飛ぶ矢の矢所を同じにします。経験の浅い間は弓力に押手が負けやすいので必然的に的よりも上に矢が着きます。 押手が定まらなく手の内が未熟な時は前上に普通飛ぶという事です。 そんな時期に後ろ目に狙ったり左手首を下に折ったりして的に飛ばそうと画策すると後々大変です。的を... 続きをみる

  • 取懸けの重要性について

    胴造りをしたら次の技術が取懸けで、弓を引く為には重要です。 最初に癖の付く可能性があるのも取懸けの仕方でしょう。取懸けで勝手の納まりが決まり、離れの出方と残身が決まると言って良いかもしれません。数ヶ月或いは1年程度引いただけでも取懸けは最初の形を変えにくい部分だと思われます。取懸けを変えると不安に... 続きをみる

  • 心技体や三位一体など

    人間の日常動作の中で経験に依る無意識的な動作は95%位占めているらしいです。これは脳と動作の関係を研究する専門家から聞いた内容で、私の個人的な見解ではありません。新しい動作を頭で考えて脳が指令する割合は動作全体の5%位だそうです。新しい動作が身に付いて無意識的になると出来る動作も増えるので、比率は... 続きをみる

  • 弓道の練習で避けたい事

    「習った形の模倣」「好ましい形の模倣」「良く的中する人の真似」などは初めの頃に持つ動機です。ある程度引けてくると「あんな射がしたい」と興味を持つ様に考える事は珍しく無く普通です。誰しも嗜好はそれぞれに持っていて、良く中たる人や綺麗に引く人への憧れが出てきます。決して悪い事ではありません。ただし、良... 続きをみる

  • 最後は左右均等

    試合など的前で会の納まりが悪い時(いつもと違う感覚の時)はどうしますか?一旦打ち起こした以上は離れまで出して残身を執るしかなく、引き直しは出来ません。弓構えの後はあれこれせずに一射を終える覚悟を決めましょう。バランスのみのタイミング離れは推奨されませんが、バランスが悪くタイミングが合わないければ的... 続きをみる

  • 取懸けと弽について

    まず取懸けは引く為が優先です。それに手の内とバランスが取れるとなお良いでしょう。 一文字の弽、和帽子の弽、下弦を取る弽など弽にもいろんな種類がありますが、残身では弦溝の位置は基本的に変わらないと思います。私の弽は弦溝の下側は親指先に寄って作ってありますが、残身では親指の第2(先側)関節辺りにずれて... 続きをみる

  • 弓構えの手の内と離れの手の内について

    本来は弓構えのままとすれば何も変わりませんが、何もしないと言い切ってしまう事や実際に何もしない事は知識が頭に豊富な知識が有る程難しいです。 上達する為に何らかの目的を持って道場で練習する以上、色々考えて弓を引くでしょう。弓道に限らず現状よりも進歩する方法を常に意識している事は大切だからです。ただし... 続きをみる

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  • 離れについて

    素直に離れて適度に弓返りが起こり弦音が響いて的に中たると気持ちが良いですね。その為にはまず不安要素を出来るだけ無くして引きたいものです。 不安と言えば、会に入る前に離れてしまう「早気」や゙、会に入っても的や゙身体に集中出来ないで気が散った離れ、顔や゙腕を払う不安を抱えた前離れ、持てば持つほど弛んだ... 続きをみる