mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

2022年6月のブログ記事

  • 中る射と当て射について

    個人的見解です。 「足踏みが的に向いて、両足の親指を結ぶ線上に矢を引けて、矢の向く方向に真っ直ぐ飛ばせる」が中るという風に捉えています。 一方で当て射は「ここでこうして、ここはこうして」と手順を考えながら引き、外れ矢が出ると「あそこであれを忘れていた、もう少しここをこうした方が?」と常に何かをしな... 続きをみる

    nice! 2
  • 弓道の体配について

    主体は「崩さなければ直す必要が無い」という事です。昇段審査を受ける時に矯めたり勿体付けたりなどの意図的な事は本来必要はありません。 「身体が自然体で自然に動く」事が大切です。無駄な動きは本来無いものです。射も体配も余分を取っていきます。表現は悪いですが、見せ物ではありません。人を気にせず淡々と今出... 続きをみる

    nice! 1
  • 射位で失矢を避ける事について

    射技が正面打ち起こしの場合、打ち起こしから引き分けに移行する時途中でよく見かける筈こぼれですが、修正にどう対処するか?の考え方について少し触れてみます。 「中仕掛けを太くする」や「勝手の手首を捻る」などという助言を耳にした事が有りますがどうでしょう? 「中仕掛けはゆるゆるでも、手首を捻らなくても筈... 続きをみる

    nice! 2
  • 手の内の具体策について

    まずテーブルの上に手の平を上に向けて腕を自然に伸ばして置いて下さい。手の平の力は抜くと指はピンと伸びず自然に曲がります。肘の内側は手の平と同じ様に天井に向きます。これが骨格が自然で楽な状態です。この状態から筆記具を持って使う様に動かすと橈骨が尺骨の上に交差して乗る状態になります。私達は日常生活にお... 続きをみる

    nice! 4
  • 両手の手の内

    「手の内と言えば押手」が普通ですが、弽の中の取り懸けの形も結構重要です。私自身は左右の共通点が有ると考えています。矢擦り藤と矢擦り皮の様な呼び方の名称が似ている事では無く、指の働きの面からです。上下の違いがありますが親指と中指の関係性、小指の締め具合の考え方、薬指や人差し指の状態などについてなどで... 続きをみる

    nice! 1
  • 手の内でしない方が良いと思う事(続)

    手の内を弓構えで考えすぎない事です。角見が効いている或いは効かすと考えるなら会で出来上がりと考えてみて下さい。手の内に悩む人の多くは構えの時と引き分けの時に手の内に意識を多く使う事も原因になっていると思います。 引いた結果として角見は効くと考えて引く段階が必要です。角見?という段階なら尚更でしょう... 続きをみる

  • 執り弓の姿勢が弓倒しの姿勢

    少し大局的な内容が増えたので少し具体的な細部を挙げていきます。 執り弓の姿勢でも肩甲骨の使い方が大切になります。腰と同じ位に肩甲骨は重要な部位でしょう。肩甲骨は横に拡げる様に開いて使います。つまり執り弓の時に肘を前に動かして肩を力む必要はありません。肩甲骨を正しく使えば肘は身体の厚みに納まります。... 続きをみる

    nice! 1
  • 弓道で左右均等の考え方について

    人の身体は非常に精密であらゆる部分が絡み合って動きます。左右均等は言うなれば自然です。押手は伸びて勝手は曲げている姿の違いが有っても働きとしては左右均等です。 王貞治選手は奥歯がボロボロだったらしく、インパクトでぎゅっと噛みしめていた様ですが、投手の球を打ち返すだけでなく柵越えまで飛ばす為に極限ま... 続きをみる

    nice! 1
  • 弓構えと打ち起こし迄で射の大半は決まるかもしれません

    足踏みと胴造りまでは淡々とされる方が増えています。練習中では特に弓構えから時間を掛けている印象です。 リラックス時は五秒吸って五秒吐く呼吸らしいですが、体配で皆と合わせる時では少し長すぎるかもしれません。大前が基準なので、大前の礼や歩きに呼吸は合わせます。自分の行射中はだいたい一動作一息で間が一秒... 続きをみる