mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

2023年6月のブログ記事

  • 弓道の初心者教室

    今初心者教室に週1で参加しています。未経験の弓道をどの様に伝えれば良いか迷う所ですが、自分の射は避けて基本の通りに射法八節を覚えてもらおうと思います。自分が気にする所を中心に看取る事が多いので、八節をバランス良く伝えられたら良いでしょう。 経験者はどうしても引き分け中心になりそうなので、取り敢えず... 続きをみる

  • 射の進行

    まず肩甲骨は横に広げ尺骨(下筋)を意識します。次に手の平を尺骨と橈骨と平行にします。両足の踝と膝、腰骨、両肩を平行にします。身体を横から見て踝と膝と腰骨と耳を垂直にして立ちます。これらを最後まで崩さずに弓を引いて残心(身)を執ります。射に移れば腕の動きが2対1で肩甲骨と連動する意識を持ち、引き分け... 続きをみる

  • 弓道の手の内と取懸けの要点

    肘の下側から手首の中心を通して中指の先まで真っ直ぐにする意識で練習しています。両腕とも同じですが、どうしても角見や離れを気にして手の内は整え弦を取懸けてしまいます。半分無意識に近い様に知らず知らずのうちに親指を握りに当て親指と弦の角度に目を凝らして見ています。習慣に基づいて日頃の通りに引く事が平常... 続きをみる

  • 手の内の要点を再び

    弓構えで天文筋を手の内に合わせると少し脇正面に向きます。八節の図も同じ様に見えるので問題は無いでしょう。そうすると左手首の力は抜けてないと難しいです。押手の肘も曲がり具合を調整しますが、少し矢は斜めに向くのでその面からは楽かもしれません。射法に沿って打ち起こすと矢は身体と平行です。打ち起こす間にそ... 続きをみる

  • 弓道の技術としての手の内

    正面に打ち起こすので竹林派の文章を読んでも知識の理解だけしか出来ませんが、八節の図は正面打ち起こしになっていても、教本に斜面の内容が重なって使われていると思います。 浦上範士の離れで、弦から矢が分かれる所の写真を見ると、本当に弓把以内で分かれているので矢を押す力は相当強いと思います。 関板に当たる... 続きをみる

  • 手の内と取懸け

    手の内と取懸けで前腕から中指まで真っ直ぐ通す下筋側を意識するとしましたが、押手は練習で目に見えますが、勝手は感覚に頼るしかありません。こうした理由から、素引きや巻き藁前では物見をやめて実際に会まで勝手を見て引くことは有効です。 面白い事に、勝手を見て引くと最初は押手が負けて納まりません。勝手に意識... 続きをみる

  • 弓道を始める時

    飛び道具だし袴も格好良いしきっかけや動機は何でも良いですが、弓を引く事は全身運動だという事は思って下さい。 老若男女問いません、趣味として長く嗜む事が出来るという表現は誤っていませんが、簡単に出来るという意味とは違います。 数ヶ月で的に中たる経験はほとんどの人が味わえるでしょう。初めて中たると誰し... 続きをみる

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  • 弓道手の内の修整

    弓を捻るように角見を効かせて弓の右角を押す手の内 右角を少し斜めに出した状態で弓を持ち弦を引いて内圧が掛かる手の内 どちらも矢を前に弾きません。 手の内への内圧の掛かり具合が同じと仮定すると、問題は勝手や取懸けとのバランスです。 離れで角見を効かせて矢に力を伝えると考えるなら取懸けと肘や尺骨への意... 続きをみる

  • 弓道で射の修整をする時

    昔の繰り返しになる内容です。 射が中々治らない時は「少しずつ」という考え方が邪魔をしている場合が多いです。 人の感覚は案外鋭くて少し変えた状態でも本人は大きく変わったように感じます。指の感覚は更に鋭いので手の内や取懸けは「少し」が「全然」と外見上はなると思って下さい。更に脳の記憶も邪魔をします。い... 続きをみる

  • 弓道練習上の疑問

    手の内は私の知る範囲で鵜の首が三種類有ります。この中の1つは手の内でもありません。上押しべた押しも範士によっては存在します。教本では中押しを推奨されているのでここも三種類です。親指を伸ばす伸ばさない、中指と親指は付けない手の内も聞いています。小指を締めたり締めなかったりと理解出来ない事も多く、挙げ... 続きをみる

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  • 弓道の練習で起こる疑問

    引き分けも会も安定して的中が取れる状態で審査を受ければ三~四段位は合格しても、五段を受審してみると、「冴え」が無いとか練習に困る様な指摘が出てきます。有る程度は自信を持って皆さん受審されるでしょうが、束中しても「良く中たるね」で不合格になる場合はどう対処して練習しますか?三段、四段を合格してから射... 続きをみる

  • 射法八節の捉え方について

    爪揃えは可能なら考えて下さい。指の短い人は極端に拘らない方が良いと思います。手の内の天文筋は小指側(掌底)から握りに構える方が親指が入りやすくなって引き分けの時に力みにくいと考えています。下筋に興味深いなら尚更小指側の意識は両腕に有効です。下筋が効いている弓構えや引き分けが感じられたら残身は安定し... 続きをみる

  • 手の内と取懸けと勝手の肘に関する質問が多い事

    射法八節の型が徐々に出来てきてくると弓構えに時間を使うようになります。手の内と取懸けに不安が有るままで打ち起こしを行うと引き分け以降に迷いが出てくるのは当然です。ゴム弓を引く段階から取懸けはきちんと学んで下さい。ゴムを持って引く癖は誤解を招く恐れは充分にあります。どちらかと言うと、中指にゴムの張力... 続きをみる

  • 弓道の練習で起こる疑問の続きで、取懸けです

    前回の肘についてもそうですが、全ては挙げられません。取懸けも最低限必要な事になります。 弽の事を聞いた時に親指の縫い付け方や弦の溝に合っている使い方を意識している人は少ない印象です。取懸けはどうするか?の前に一応自分の使う弽の使い方は理解している方が良いでしょう。 弦と前腕の十文字は始めの基準なの... 続きをみる