mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

2019年11月のブログ記事

  • 簡単に考える弓道射法八節「会」

    会は何でしょう? 「会者定離」から会と離れを取ったというのをうすうす聞いていますが、それも八百年前の言葉と。私は会よりも離れが中心の言葉と思っていました。はっきり調べないでこうだろうと思い込んでいる事ってかなりあると今では疑って反省しています。実際の所、禅や仏教まで話が広がると難しいので出来るだけ... 続きをみる

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  • 簡単に考える弓道射法八節続引き分け

    だいたいの人は目の高さと耳の上が同じ位になるという事です。印西派だったか三分の二が眉なので耳よりも少し高い位置でしょうか・・・。 弓を引くのは勝手の肩口を筈が通過する位です。勝手の肩口を過ぎても手先が引くと文字通り手先で引く事になります。じゃあどういう風に肩口から引き分けを考えるかと言うと、肩から... 続きをみる

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  • 簡単に考える弓道射法八節引き分け

    正面打ち起こしで大三を設ける引き分けでも大三を設けない引き分けでも、軌道は同じに認識しています。 打ち起こしは難解ですが、弓を引く人の多くは引き分けの方を悩む場合が多いかもしれません。打ち起こしがうまく行けば流れは決まると思っていますが、弓力が増してくるので弓とのバランスは引き分けの方が取りにくく... 続きをみる

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  • 簡単に考える弓道射法八節打ち起こし

    打ち起こしは難解な部分です。 背中が反りやすく、肩甲骨の自由度が大きく関わってきます。単純に身体を動かさずに腕を回す事が既にできる様なら、打ち起こしもすんなりスタート出来るかもしれません。 弓の姿勢を変えないで、胸が上がらない様に縦に伸びて、手先は使わずに右肘で打ち起こす。こう言うと確かに分かり辛... 続きをみる

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  • 簡単に考える弓道射法八節

    「円相」 橈骨と尺骨を平行にして、それに手の平の向きを同じにしてから両手を内転させる事です。肩のゼロポジションと同じ様に手首と肘が楽な状態です。ガッチリタイプは少し手を肩から伸ばし、華奢な人は軽く肘を曲げる。手の平と肘が両手共に向かい合っている状態で弓構え、打ち起こしと移っていきます。肩に響かない... 続きをみる

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  • 簡単に考える弓道射法八節

    「押手の肩を下げる」 =左肩甲骨の肩峰を下げる=鎖骨の先端を抑える事と言い換える。 上腕骨と鎖骨が肩甲骨と繋がって居る場所を肩峰と言うらしいです。 鎖骨は胸鎖関節で繋がっています。体幹と骨格で繋がっている場所はこの胸鎖関節の一点です。胸鎖関節の有る場所が胸の中筋です。つまり広い意味での肩は胸の中筋... 続きをみる

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  • 簡単に考える弓道射法八節

    普通に足踏みをして、両方の踵を浮かし爪先立ちをします。前後にふらふらしなければ、重心がきちんと取れて、身体が真っ直ぐ立っている基準に出来るでしょう。そのまま爪先立った脹脛(ふくらはぎ)の力を保ちながらゆっくり踵を降ろします。これで胴造りはほぼ完成してると言って良いでしょう。「ひかがみを伸ばす」なん... 続きをみる

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  • 学生弓道時代で良かった事五つ目

    二重人格になった事。 練習中と練習以外の場所で態度を変えさせられた事が強さを少し手助けしてくれた様に今は思っています。 道場内はもちろん、練習中はほとんど私語無しで、終わった途端先輩方は違う人格に変身していました。ピリピリとニコニコのメリハリが半端ない。なので自分たちも習って自然にそうなって行った... 続きをみる

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  • 学生弓道時代で良かった事四つ目

    高校、大学ともに先輩が熱心だった事が挙げられますが、特に高校時代は夏休み位に的前に立てる様に練習計画がされてた事。その代わりそれまでは走ったり、腕立て伏せ、腹筋、胴造りの練習が主で面白さは感じられずに一年生も半分辞めました。残った同期は運動部経験者がほとんどで、基礎練習は当たり前という認識が有った... 続きをみる

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  • 学生弓道時代で良かった事二つ目

    足踏みの角度を狭くした事。最初は足踏みと平行方向では無く、身体の前後に重心が動きやすいから。足裏の角度にも流派により表現に多少違いが有りますが、経験が浅い時は打ち起こしから引き分けで脇正面に重心が移動する事が普通だと今も考えています。足その物を矢尺に開いているので、突く、退くよりも脇正面に倒れる場... 続きをみる

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  • 学生弓道時代で良かった事一つ目。

    試合会場で審判員の先生に「中るかもしれないけど手の内の親指を伸ばす様に直した方が良い」と言われ、その後ひと月半は親指を伸ばす事ばかりを気にして練習した事とそれが中たりが取れ始めた時期だった事です。これまでのブログの内容からは明らかに練習の仕方が不自然ですが、この頃親指を必死に伸ばした事で現在は伸ば... 続きをみる

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  • 弓道教本第二巻「押手と勝手の病い」

    前回の事で似た様な記述が有った様に思い読み直してみました。機会が有れば読んで下さい。概略は左右均等が始めは両拳、次に上半身、最後に身体全体の段階が記して有ります。 さて、押手に七病勝手に五病分けて書いてあります。古語体なので読みにくいかもしれませんが、検討の価値が有ると思われます。日置弾正先生の面... 続きをみる

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  • 手の内と取り懸けの関係

    共通点は弓構えでなるべく力を入れない様に心掛ける事ですがかなり難しいです。弓を引き分ける矢尺に比例する弓力を感じて射法八節を行なう事が左右均等と考えます。 始めの数年はほぼこれだけが中心で良いと考えているし、左右のバランスが良ければ的中も取れます。 押すとか引くとか伸びるや詰合いなどは言葉として理... 続きをみる

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  • 現在の取り懸け

    取り懸けでの関心事は勝手の親指の付け根を前に伸ばす意識の強さです。取り敢えず弽は付けずに素手で取り懸けを作る場合、親指を中指と薬指の間に何もしないで付けてみます。中指の根元に近くなるでしょう。現在は竪帽子の弽を使う人が多い様に思っているので、素手で付けた所よりも弽を嵌めた場合は少し中指の先寄りに当... 続きをみる

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  • 自然の離れ

    私は離れを離しています。一種の反射や習慣か?頭が覚えているのかまたは体が覚えているのか?いわゆる条件反射を練習で作る事で離れは充分だと思っていますが実際は離しています。言い方は難しいですが、これで今の段階で離れはほぼ満足して良いと思い込んでいます。反対に、現在は会で離れを我慢していると言った方が当... 続きをみる

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  • 大三を設ける引き方の場合

    私自身の場合、現在大三を執る時にどう考えているかを挙げてみます。剣道をしている整体師との話が元になっている部分が有りますが、判断はお任せします。いつもの通り正誤の問題とはしていません。 まず腕の外旋・内旋(手を前に向ける、後ろに開く)の境界線について触れてみます。これは私のイメージとも違っていまし... 続きをみる

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  • 現在の手の内

    弓構えではまず手の平と肘の内側を同じ向きにする。勝手も同じ。橈骨と尺骨が交わらない様に二本の骨を平行に内転させると肩に響かない。手の内にも取り懸けにも時間を掛けずにすっと造る様に心がける。執り弓や胴造りで内転が出来ていればそのまま取り懸けて手の内を整える。手の平の脂肪は柔らかいので、天文筋側を擦り... 続きをみる

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  • 気持ちを楽に引こう

    学生さんと話す機会があった時はよく伝える事があります。 一つは「まず弓は引かなきゃ」という事。その次に「今は親指(角見)信仰はやめた方が良い」という事。「打ち起こしたら覚悟を決めて、途中であれこれしない様にその矢は引こう」です。結構な頻度で話題にします。 押手の手の内も勝手の取り懸けも弓に当てる前... 続きをみる

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  • 弓は手の内の親指の爪を見ながら引いてみる。

    自分の経験上、これを意識して練習する事で手首が離れで左に振ることが減るかもしれないと思っています。もちろん自ら弓を捻る引き方を選択している人は無視して下さい。 残身(心)での親指は的に向き加減になりますが、的に真っ直ぐ向けると左手首は背中側に折れるでしょう。引き分けから的に親指を向けながら引いても... 続きをみる

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  • 手の内は天文筋から「考える」

    まず、個人個人手の平は大きさに差がある事から、弓が弓構えで手の平のどこに当たるかは自分の手に合わせるべきではないかと思っている。天文筋は「弓の外竹左角に良く当てる」意識の方に重きを置くべき。つまり、親指側と小指側が均等に弓に当たっている事が意識の中心。天文筋をしっかり当て、そのまま手の平を上に摺り... 続きをみる

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  • 痩せた人は打ち起こしで腕を伸ばさない

    体格の良い人向き?と言うと語弊が有るかもしれませんが、どこかで耳にした事が有るので紹介します。正誤は自分で判断して下さい。私自身はなるほどそうかもと思っています。弓構えで肩から円相を執り、肩を支点にコンパスの様に45度に打ち起こすというのが八節図の基本です。打ち起こしの矢が肩線から遠くなるほど引き... 続きをみる

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  • 形は結果と思って、形から入る

    「手の内」のコツであって「秘訣」ではありませんので注意して下さい。人に依っては正しい手の内とも言えない物もあるでしょう。自分に合うかも?位の検討する材料として見て下さい。手の内を見せないとか手の内を明かさないとか言いますが、そもそも手の内が独自の感覚である性質上から、伝える限界が当然あり100%伝... 続きをみる

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  • 弓道のスタートダッシュ

    基本を習う時期、弓道を始める時が部活動とすると、一年間位で射法八節が人に迷惑の掛からない程度までいき、なお且つ試合で活躍出来る程度の上達を望めるようになるか?という事についてです。 正しい引き方はまだ理解出来ない。そもそも知識不足で、指導者の言葉自体も難しく感じられる時に、どうしたら良いか?です。... 続きをみる

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  • 弓道用語を変換する④

    「手の内」 難しい言葉ですが挑戦してみます。 ①弓を安定させる物 ②的の周りに飛ぶ時に確認する物 ③弓力を体に上手く伝える物 この辺は納得がいくでしょうか? 少し拡げてみます。 ①補足。天文筋は合わせる位置の目安では無く、手の平の皮・肉を下げて虎口を巻き込む手助けとする。天文筋に合わせるよりも「良... 続きをみる

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