mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

学生弓道時代で良かった事二つ目

足踏みの角度を狭くした事。最初は足踏みと平行方向では無く、身体の前後に重心が動きやすいから。足裏の角度にも流派により表現に多少違いが有りますが、経験が浅い時は打ち起こしから引き分けで脇正面に重心が移動する事が普通だと今も考えています。足その物を矢尺に開いているので、突く、退くよりも脇正面に倒れる場合が弓力を身体が受ける事で起こりやすいと思っています。突いたり、退いたりは自分の身体の使い方の癖に依ると考えられるでしょう。したがって、少し狭めにしてました。これは今も実践しています。高校の部活に入った時は胴造りの練習時間があって、目を瞑り胴造りをしていると先輩が不意に押してくる様な時間が三十分くらいでしょうかありました。倒れない様に色々工夫していた頃、お腹に力を落としてなどと言われても理解不能。その時にしていたのは、膝から下を内転お尻を締めるという変則的とも言える事を一生懸命がんばっていました。足踏みと言っても胴造りと境がわからずにただ矢尺に開いて、前後に強い様に角度だけは少し狭めた位の事です。ひかがみを伸ばすと言われて、皿が上がり、当分の間ももの前がカチカチになるのをどうしたら良いか?わからずに固まっていました。ただ良かったと言えるのは、動作は下半身が一番と言われて、手だけで引くなと教えられて、射位でも途中腰を押されたりしていた事でしょうか。弓を引きながら胴造りを注意するって結構難題でした。例え力んでも身体全体に気を配る事は初めのうちに慣れておく必要が有るでしょう。習慣付けは非常に大切です。

その頃からの習慣からか、いつも身体の線が狂わないか?崩していないか?が一番に気になります。引き方に多少の難が見えても、真っ直ぐ立っているという事は的中に大事です。縦に伸びるとか横に伸びるとかは真っ直ぐ立っている事で成立します。最優先ですね。射に悩んだら、取り敢えず真っ直ぐ立ってから身体の捻れを修正して下さい。細かい事はほっといても意外に中たりが取れます。

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