mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

学生弓道時代で良かった事四つ目

高校、大学ともに先輩が熱心だった事が挙げられますが、特に高校時代は夏休み位に的前に立てる様に練習計画がされてた事。その代わりそれまでは走ったり、腕立て伏せ、腹筋、胴造りの練習が主で面白さは感じられずに一年生も半分辞めました。残った同期は運動部経験者がほとんどで、基礎練習は当たり前という認識が有ったのだと思っています。試合前は矢取り道に並んで胴造りしながら応援です。入学から梅雨明け位まで基礎練習、とゴムで八節の練習です。ゴム弓も数は無く、パンツのゴムを輪にして練習していました。形から入った射法八節です。そこを我慢した同期は引退まで欠けませんでした。面白さはやはり弓を持ってから。なので、夏休みからは皆中目指して皆必死に練習していました。早くから弓を持つと色々な癖も出ていたのではないかと感じています。なので射形は県内では良い方だったと思っています。中てるというよりも早く弓を引きたいと思って通っていました。私には形から入った事は一つの財産となっています。「押手の肩を上げるな、それで勝手を大きく引け」と言われて、手の内や取り懸けは最初に最低限の事だけ教えられて引いていた感じです。三中は出るのに皆中は同期の中では遅く、よく三本目、二本目を外していた様に憶えています。皆中は遅めでしたが、的中が出だすと運良く外れが減ったので試合にも使ってもらえる様になりました。その頃からですが、皆中、土擦り(どスリ掃き矢)の半矢よりも半矢半矢と最低二本は中る方が安定して試合には出してもらえるのではと思う様になりました。総体予選はトーナメント戦で一回負けると終わりなのが影響したと思っています。現在は予選会が有り、本戦はリーグなので羨ましく思っています。一発勝負はかなりのプレッシャーでしたから。少し話が逸れましたが、全くの初心者からは形から入るべきでしょう。手の内や取り懸けも言われる事がわからないので自分が色々工夫しながら、勉強を進めて会得するべきかもしれません。今思うと弓を中々持たせてもらえない時間が有意義だったと感じています。

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