内圧は一部分であっても掌(手の平)の皮が捩(よじ)れる事に影響されます。始めに豆が出来たり親指の握りに当たる所が切れたりする事で想像出来ますが、この場合の捩れる内圧は二種類で弓返りにも影響すると考えています。例えば、ずるっと滑って手の内が入りすぎると髪や腕を払う事も起こります。だからと言って力んで... 続きをみる
2022年7月のブログ記事
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母校(高校)の部活で助言している時に男子部員の主将が弓力を上げる相談に来ました。18㌔から20㌔に上げたいとの希望です。たまたま他県の私の先輩が引きに来ていて、即座に反対されました。弓力を変えると今の中りと同じ様に引けるには何千本と矢数が要るからというのが理由です。強い弓を引きたいという願望は私に... 続きをみる
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簡単に言うと押手の肘は二の腕が力まない様に、また肩に響かない様に弓力を受ける状態が最善と予想しています。それを意識して自分の肘の入れ具合を決めましょう。勝手の肘は押手に比べてという意味からは故障しやすいと言えます。両肘は打ち起こして引き分けの軌道が一射毎に一定する事が大切でしょう。例えば肘から先を... 続きをみる
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部分的な見方になる事は望ましくありませんが、下半身との関係は除いて押手から始めてみようと思います。 肩甲骨>肘>手の内という力感には抵抗が無い前提で進めます。ここで注意したいのは二の腕です。つまり、人体の仕組みとして「関節などの骨格」を使う事で筋肉の使用感が変わる事を意識出来ているか?という事です... 続きをみる
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言葉の選択に意図はありませんので了承して下さい。親指と人差し指は運悪く事故で短くなっても付け根に握りが当たれば弓は引けると考えています。したがって親指を伸ばしても曲げても中指と離れなければ問題はありません。人差し指は下に向けてはいけないと基本にありますが、三指を避けた状態(横に目一杯広げた状態)で... 続きをみる
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道場で練習していた時に手の内についての質問を受けた事がありますが、近くに居た方が隣で一緒に聞き耳をたてていました。私はこういう場合が好ましく無くて、それは人それぞれに話す内容は変えているのが理由です。その引き手はまだ初心者に近く話す相手は段持ちです。必然的に現段階には差が有ります。こういう場面は多... 続きをみる
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まず「正射必中」なので「正しく引いても的中が不安定」は有り得ません。「綺麗に引いているのに的中が得られない」時は正しく引けてなく正しい様に見えるという働きは違うが見た目正しそうという事です。非常に角が有る言い方ですがしばらく付き合って下さい。 「正しく引ければ中るが失敗すると外れてしまう」これも疑... 続きをみる
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「左手に弓を持って右手で弦を引いて矢を飛ばす」が弓を引く動作の全てです。なので厄介となりますが、何故厄介と言うのか?について進めます。 社会人が弓を引き始めるとまずは初心者教室に参加します。学生は部活動に参加します。どちらも誰かに習う事になるのが一般的です。これについては良し悪しではありません。 ... 続きをみる