mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

弓は中てる為に引く

唯一飛び道具を使う弓道という武道の楽しさを味わいましょう。そして的に中る音も楽しみ、弦音も矢勢も良ければ尚気分も乗って行くに違いないと思います。

この考えに異議を唱える人がどれくらい居るか?も個人的には楽しみの一つに含まれます。

手の内十年や引かぬ矢束或いは正射や自然体などは理解が難しく、例え知識として理解が出来たとしても実践するまでには多くの経験が必要です。したがって熟練者に習う事になりますが、そこでも教えられる事の理解が難しいです。

自己中心的に捉えても良いので言葉を鵜呑みにしないで変換しましょう。

「ただ当てるだけでは駄目」は誤ってはいませんが、一生懸命考えて色々試した過程の中りは「ただ当てた」事にはなりません。「引けてない、肩が抜ける、胴造りが揺れる、息が詰まっている、手の内が不味い」など出来てなくて当然の事で、簡単に出来るなら先生は必要ありません。本当に自然体で正射を目指すなら近道は無いでしょう。長く修練を続けていくしかありません。今のベストが一番大切です。先生の話しを聴きながら自分でも調べて更に実際に弓を引いて焦らない事が非常に大切になります。

弓道が厄介だと表現した事もあります。知識は広く求めるに越したことはありませんがその全ては当てはまるとは限らないでしょう。知識の選択も必要です。

取り敢えず中りを取れる状況まで進んでから、何故中るだけでは駄目なのか?よく考えて欲しいと思います。「今の引き方はどうであれとにかく中りを取る」これも一つの弓道です。

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