mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

2024年1月のブログ記事

  • 弓道その物について

    弓を引く目的は当然「的に中てる」事です。老若男女誰でも出来る武道と言える様になったのは近代で、近的が主流になっているからです。したがって、それを理解してから選択が必要です。「的に中てるに絞る事」そこに留まらず「貫徹力など威力まで」求める事「美しく正しく引く事」趣味として「楽しむ事」「健康維持の為」... 続きをみる

  • 弓を引く事と矢を射る事②

    手の内に弓の握りを持って右手で弦を引きます。弓の持ち方には色々有っても全ての人が左腕で弓を支えます。弦を直接手で持ったり弽に弦を掛けて引いたりの違いは有っても右腕で弦を引きます。これに対しての身体の使い方が現代弓道の基本です。 元々は身体の状態がどうであれ両腕で弓を引き狙うので、真っ直ぐ立って身体... 続きをみる

  • 感性が要ります

    感覚を文字化するのは大変難しいですが逆に文章を感覚で捉える事も同様に難しいです。したがって、口伝という手段が昔から使われています。ただ、言葉でも正確に伝わるのは難しいと思います。 「見て試して」を繰り返す昔ながらの職人の世界の修行が実は一番理に適っているかもしれませんね。その辺りから再び感性を磨く... 続きをみる

  • 大きく引くは肘の位置

    「大きく引く」は取り敢えず矢の引き尺ではないと考えられます。勝手の手繰りは元々良いとされていません。それに加えて、会で両腕を下筋や脇で支えるとすれば右肘は下がりません。つまり離れと残身で両手は落ちません。現在の昇段審査を受審する引き手は離れで押手が落ちることを悩む引き手は多いと思えます。これは勝手... 続きをみる

  • 矢束は1㍉長くても1㍉短くても良くない

    矢束ぴったりが良いとある範士の方が言われてますが、そこまで厳密に考えたことはありません。しかし矢束は会に引く目安です。皆さんはきちんと自分の矢束に引く事を気にしていますか?大きく引くを引き尺の長さと思っていますか?勝手の手繰りなど手先の力みを無くして力で引かずに骨格を考える時には基準が矢束の長さで... 続きをみる

  • 的の中て方

    誰もが的中を取る事を目的として練習すると思います。社会人になれば学校の部活動の様に矢数は掛けられないので、限られた時間の中での効率的な練習をする必要があります。 まず基礎練習の繰り返しを出来るだけ我慢して続けられるか?はポイントの1つですが、的前に立つようになれば、ほとんど基礎練習は減ってしまいま... 続きをみる

  • 弓の引き方

    弓はどう引くのか?についてです。 結論は「弓力に合わせてますか?」と、「思い込みを無くす」という大きく2点が中心です。 余分な力は弓力を無視する事から発生すると言えます。これ以上力を抜くと弓に負けるという感覚を経験していないと無闇に力で引く事になります。実際には初心者の時に経験していますが、その頃... 続きをみる

  • エッセンス⑨結局は

    歩く様に弓が引けると楽になると挙げましたが、ここで1つの疑問が出てくるのでそこに触れてみます。日頃の動作にも人それぞれに特徴があります。いわゆる癖ですね。ここからは感覚で読み取ってください。 癖が有っても歩く事は出来ます。箸の持ち方に癖が有っても食べ物を口に運べるように癖が目的を絶対的に阻害すると... 続きをみる