mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

2019年4月のブログ記事

  • 引き分けに見る二つのタイプ

    部分に神経を使うタイプの射手と体全体の感覚で引く射手です。 良いと思っているのは、体全体に神経を使う事なので、どちらかに偏らず引けると良いのですが・・・ 部分に神経を使うと、大三で手の内を見たり、取懸けを終えて打ち起こす前に両肘を張り直したり、打ち起こす前に姿勢を修正したり、引き分けの途中で押手や... 続きをみる

  • 優先

    場の掌握に含まれる目使いが一番重要で簡単なようで難しい。これがまず第一に挙げられます。 顔の横に目が有ればもっと広い視野が得られるかもしれませんが、前に二つなので180度位が掴めれば上出来だと思っています。歩くにしろ、弓を引くにしろ、試合場でも、控え室でも常に周りの状況を掴んでいる事が最優先です。... 続きをみる

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  • 番える位置

    的中定規で直角を測る事は皆さんするでしょう。私は直角の位置では無くて9㎜位上に番えます。下に番えると、矢羽や箆で親指の付け根を擦って傷つくかもしれませんが、少々上に番えても的中には関係しないでしょう。替え弦が違う弓の物で、仕方なく上に番えた経験が有ります。直角の位置から言うとだいたい3センチ位上で... 続きをみる

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  • 自分の段階を見据えたい

    前回の内容を告げた仲間には「そんな簡単には中らない」と言う人も居ます。もちろんそれもその通りです。真っ直ぐ立って、真っ直ぐ引ける人は更に細かな部分をしっかり修練してより良い方向を目指す事も大事です。その人達は胴造りもきちんと自分のものにして矢の挙動も安定している段階に入っているからです。真っ直ぐ立... 続きをみる

  • 矢の向く方に飛ばす

    「真っ直ぐに引いて真っ直ぐに離す」射技の基本はここに有るでしょうが、真っ直ぐに離して「矢の向いている方向に矢が飛ぶ」が加わると的中率は一気に高まるでしょう。 足踏みが的芯に向いて、「体と矢が平行に引けると狙いは足踏み線からの距離が18センチ(的の直径の半分)より近づくと的に入る」事を以前記しました... 続きをみる

  • やめて欲しい事

    足を開いてから向きや広さなど足踏みを調整する事です。向きや広さ、足裏角度が気に入らないなら一回で決まる様に閉じてやり直す方が望ましいと思います。 胴造りは足先に重心が偏る事です。踵に寄り過ぎても良くないでしょう。足の裏の感覚を磨いて欲しい。足踏みも胴造りも時には集中して練習したいですね。 取り懸け... 続きをみる

  • 押すと伸びるは同じか?

    弓を押す手が「押手」で弦を引く手が「妻手」。射法訓流に考えて言うと弦を押す手が「押手」ですね。では何処を何所でどのように押すか?です。八節図では目付節を右手で押す時が「大三」ですから、押し開くなら会まで目付節辺りを押し続けると言う事になっていきます。点で押すよりも弓全体を押し、弓の下側の強さとバラ... 続きをみる