mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

矢束は1㍉長くても1㍉短くても良くない

矢束ぴったりが良いとある範士の方が言われてますが、そこまで厳密に考えたことはありません。しかし矢束は会に引く目安です。皆さんはきちんと自分の矢束に引く事を気にしていますか?大きく引くを引き尺の長さと思っていますか?勝手の手繰りなど手先の力みを無くして力で引かずに骨格を考える時には基準が矢束の長さである事は理解していても、取り敢えず「大きく引く」が優先になっていませんか?これは良し悪しを問う意味で確認する話しではありません。

体重の3分の1の7〜8割が適切な弓力となる話しがあります。握力の2分の1の7〜8割が適切とも聞いています。例えば体重が60㌔の人ならば、60割る3で20㌔を考えれば弓力は14〜16㌔が適切になります。握力を逆算すると16㌔の弓を引くには握力が40㌔程度必要になります。

私は20㌔を使うので逆算すると、体重は75〜83㌔ですね。実際の体重よりもかなり重いです。現在の引き尺が90㌢で背は170弱なので明らかに引き過ぎています。矢の長さも95㌢で引き尺から換算すると身長が後10㌢、つまり180㌢は必要です。

そこまで引いても、会の安定がきちんと出来ているとは思っていません。結局は大きく引くが手首で引くになっている可能性が大きいですね。

今年の目標としては、再び矢束と矢道弦道について学び直す事です。

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