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未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

簡単に考える弓道射法八節

「円相」

橈骨と尺骨を平行にして、それに手の平の向きを同じにしてから両手を内転させる事です。肩のゼロポジションと同じ様に手首と肘が楽な状態です。ガッチリタイプは少し手を肩から伸ばし、華奢な人は軽く肘を曲げる。手の平と肘が両手共に向かい合っている状態で弓構え、打ち起こしと移っていきます。肩に響かない事が優先です。そのまま大三に肩を開くと押手の肘は立ちますが、肘を回し上げなければ余分な力は入らない。肘や手の内に気をやって肩を上げない工夫が必要です。

弽の種類で取り懸けの仕方に違いがありますが、手先が力んでも肩と肘を痛めにくい形と言えます。教本第一巻射法編には「肘を張らない」と書いてあることの確認をしましょう。肘を向かい合わせて、それに手の平の向きを合わせれば、打ち起こした時に勝手は適度に捻られた状態に出来ます。手先を捻って肘に力を入れて肩を固める事が肘を張る事とは違います。

円相の言葉自体からも堅いイメージはありません。柔らかく考えてみましょう。

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