mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

弓道の基本4

ここで、自分の八節を順序良く具体的な動作で表してみます。それぞれの詳細は後程で(^.^)

  1. 足踏みはちゃんと矢尺に近く、足裏の角度は60度より若干狭いくらいのイメージを持って、両足裏の内側に重心を乗せるように足が途中で曲がらないように開く。
  2. 出来るだけ胴造りの「間」を意識してから矢番えに移る。なるべく目線に近い高さで番える。正面から矢弭が見えないように親指以外の4指で隠しながら弦が広がらない位置の矢送りを意識する。中仕掛けはゆるゆるなので、弭の入り口に持って来ればすんなり入る。ちなみに中仕掛けは堅帽子の弽の弦溝に掛かる部分を太くしています。番えた後は神棚に捧げて右膝に下す。
  3. 取懸けには時間を掛けず、物見から打ち起こしまでの間を取る。取懸けの手首より先はほとんど無力に構えて両肩を脇正面に伸ばした肩からの円相を意識する。羽引きには拘らず円相の余韻のような気持ちの羽引きにして、肘は張り過ぎずに両肘の向きを合わせて軽く持ち上げる感じ。その感じで更に右肘を持ち上げるように打ち起こす。吸う息で打ち起こすけれど、息を頂点で抜かずに打ち起こしの半分を吐きながら終えて、スムーズに大三に吸う息で移れるように連続性に意識する。大三も始めは吸いながら行い、吐きながら終えて、大三での止まりを防ぐ。大三へは打ち起こしから拳の位置が変わらないように、右肘を自分に寄せて来る感じを意識する。矢尺の半分で大三を取りたい。しかし手の内と左肩の意識が強くなるのと比例して大三は広くなりがちなため、横に張るというイメージを少し抑えて両方の肩から肘が同じ方向に意識できるように気を付ける。大三が広くなるほど楽をして左右均等が崩れやすいと考えている。
  4. 顎から左肩根の距離が詰らない様に意識的に鎖骨側を開く感じで、的札の方に左肩を押し下げるように考える。肩甲骨は立てて弓も真っ直ぐに立てた大三にしたいので、角見側よりも尺骨(小指の付け根)を弓に押し当てるように大三へ移行する。そのために肘をあまり入れ過ぎないように意識している。自分の見た目で握りの大部分が掌の下側で隠れている感じ。ここで中押しの準備が出来ると考えている。親指と弓の間に中指が三分の一程度割って入っている様に取懸けから常に意識を置いている。息のリズムに乗って連続性に意識しながら矢筋よりも両肩の肘までを自分側に引き寄せる感覚で引き分け始め、そこからは覚悟を決め、引き分けで色々と軌道が変わらないように注意しながら肘肩を弓に対抗し続ける。これを保ったまま弓倒しまで行ければ一応大筋で射は良い方向に行けると思っている。
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