mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

弓道教本第一巻の射法射技の基本

教本の第一巻は「射法編」となっていますが一部に射法射技の基本が載せてあります。弓の抵抗力や基本体型などについて改めて読んで下さい。

例えば抵抗力、反動力、直動力などのニュアンスの違いを考えてみるのも面白いと思います。

教本第一巻の射法八節図解と第四巻の射法八節図解には違いが有ります。大三を裏的側から見た姿が足されているので四巻にも興味を持って下さい。射技詳細として射法八節図解の説明が載せてあることにも興味を持ちましょう。基本的に弓自体は力を持っていないので直動力では無いと捉えるのでしょうが、裏反の反対に弦を掛けているので少しながら弓も始めから曲げています。引く事に抵抗する力だけではなく、離れて弓が落ち着く残身までは反動力としてプラスαが抵抗力に加わると考えてみるのも面白いです。弦溝から弦が離れた瞬間に抵抗力は消えていっても、弓が返って止まるまでは反動力が身体に掛かるでしょう。つまり、弓と弦と身体が安定して止まるまでを離れと考えて、残身には反動力に釣り合った張りが残ります。勝手から弦が出た瞬間を離れとせずに、残身が決まるまでを離れと考えて反省出来るように残身に時間を使いましょう。

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