mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

ちょっと休憩。何事も心持ち

時には自分の本心に触れてみましょうという内容です。

弓道人としては心の声を表に出しにくい環境で修練している場合が多いので、たまには、自分の本当に思う事を探してみる事が大切と思っています。実はこれ受け売りです。子供と違い大人になるにつれ気持ちを素直に表す事が難しくなるので、自分の心に問うてみる時間が必要だという事らしいのです。弓道では勝っても負けても喜びや悔しさなどの感情を人前では表に出せません。日常生活でも思うままを言葉にする事は慎み社会での立場を取り繕っています。そういう事が続いてそれが普通になると、喜怒哀楽を素直に出す事が難しくなっているかもしれません。ところが素直に感情を表に出さずにほっておくと潜在意識の中でストレスが溜まっていくと言うのです。その溜まっているストレスをたまには発散させようという事らしいです。

方法は意外と簡単でした。私は湯船につかった時に試していますが、自分の心に「本当に悲しい事は何か?」「本当にしたいと思う事は何か?」みたいに聞けば良いだけらしいです。何でも良いらしく、思い浮かばなくても構わないので、兎に角自分の心に聞いてみるという時間が大切だと受け取りました。しかも数十秒程度でも構わないそうです。

何故弓道に関しての場でこれを紹介したかと言うと、色んな知識や人の言う事に知らず識らず皆が影響を受けて弓を引いていると思っているからです。基本がどうの、正射がどうの、指導がどうのとか制約の中で練習している事が潜在意識の中でストレスを抱える事になる可能性が否定出来ないからです。たまにはじっくりと心に聞いてみたらどうでしょうか?「自分自身はどういう弓を引きたいと思っているのか?」「どうなりたいのか?」という類いの事をじっくり聞いてみるのです。いわゆる本音です。建前は捨てます。

残念ながら社会の一員としては思い通りに行動する事も思い通りに言う事も出来ない場面が多いです。だから思い通りに行動したり言いたい放題言ったりするという事では無く、自分の本心を知っておこうという事です。何故かわからないけどもやもやしているという状況は有りませんか?きちんと自分がブレずに在れば、大概の事は受け流せるかもしれません。わざわざ態度に表したり波風を立てたりする事をしなくて済むだけで無く、心に余裕を持って聞けると言えるでしょう。

空返事ではいはい!と受け流すというニュアンスでは無いのできちんと伝えられているかは自信無いですが、確かに心のストレスは無い方が良いでしょう。一つの手段として考えて下さい。

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