mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

取り懸けの具体策の続き

弽の堅帽子の先が脇正面から見えていると注意された事があります。学生時代に仕入れた知識で「親指の爪に豆を乗せて弾く感じが離れ」という事がありました。書籍で目にしたこともあります。高校大学とそんな意識で勝手の離れを考えていたので癖が付いています。親指の先を押さえて引いても離れは出ますが、意識の面では違和感を感じています。堅帽子控え付きなら控えの固さを使って反動で離れを弽が補助してくれるという仕組みは納得してきました。したがって弽の使い方から考えてみると、中指を親指に掛ける状態が自然と考えています。控えの腰とも言える堅帽子の付け根が折れるような使い方はいけないと始めに習った覚えがあります。弽を初めて付けた時に教えられたのも親指に中指を掛けるやり方でした。結局今でもその状態で、深く掛けすぎていなければ良いと思っています。親指を曲げて弦を留めるのではなく溝に掛けて弦を留めるという感覚から考えて少し控えにテンションを掛ける程度の掛け方を考えれば良いと思います。取り懸けは引くためとは言え離れが出ない事は問題でしょう。正直言って離れのきっかけは必要だと思っています。特に初心の間は離れが手指の動作となって当たり前と思います。事実、地連の初心者教室でも会で数を数えて離れを練習する事は多いです。無意識は習慣の部分が多く影響すると考えて差し支えないでしょうか?

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