mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

弓道の練習で直ぐに習得出来る事と時間が掛かる事①

姿勢ですが、人に見てもらい直ぐに修正出来る部類かもしれません。しかしながら、自分の感覚は誤っている可能性があります。自分では真っ直ぐに立っているつもりでも、実際は前後に傾いていたり、どちらかの肩が上がっていたりする日頃の癖を弓道では修正する事が大切です。自分の癖を知った上で自分の感覚が正しいとは限らないと考えて修正をしないと、身につけるまで時間が掛かります。自分の感覚に狂いがあって正解が中央にあるとすると、反対側の感覚を持ってくれば正解に近づくでしょう。例えば身体が的に突っ込んでいると指摘されたり、自分が動画などで気づいたりした場合は、自分の真っ直ぐ立つ感覚では無く、勝手側に身体を引くつもりで結果的に真っ直ぐなります。日頃の感覚の癖を捨て新たな感覚を身につけないと時間の短縮は難しいと考えています。射即人生とはこういった意味合いを持っているでしょう。日頃が正しく無いのに弓を引く時だけ正しくする事自体難しいです。手っ取り早いのは人目で真っ直ぐに立つ位置を教えてもらう事ですが、それを素直に受け止めれるか?が気持ちの面では大事になるでしょう。案外自我や主観は根強く練習を妨げます。結局は直ぐに習得出来る事は少ないと考えています。ただ少しでも近道を行くなら、修正の振り幅を大きくして自分の感覚に頼らない事だと考えられるでしょう。身体が突っ込んでいると指摘されたら、退く胴になり過ぎと思える位しないと中胴の感覚にはならない。その変な感覚を続ける事で正しい感覚が習得出来て、いずれ普通に思えるでしょう。

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