エッセンス③
身体を使って的を狙います。押手で狙う訳ではありません。視野は狙いに引くために磨きます。鏃と筈、当然矢の向きが狙いです。狙いに対する空間把握を磨くには、足踏みと腰と身体のいわゆる三重十文字、肩線と矢の平行、床と矢の水平を目視しないで把握出来るように矢道弦道がブレない様に繰り返して練習していきましょう。
押手が早すぎて狙いが後ろ気味なのか勝手の引きや寄せが不足で狙いが後ろ気味なのかでも対処は変わります。勝手の納まりが問題なら、押手を動かして合わせても解決しません。逆にそんな事をすれば尚納まりが悪くなります。この辺りを含めて身体全体を使って狙いは考えてみましょう。