弓道には型が無い
「真に善い物は美しい」
美しいと感じる対象は人それぞれで、それが何故美しいのかを説明する事は難しいでしょう。嗜好は統一出来なくて当然です。「正射必中」を考える時には逆はどうなのか?という議論を耳にします。中る=正射が成り立つか?という議論です。一般的には等号(=)では無いとされる事が多いでしょうか。では「真・善・美」はどうか?取り敢えずは、真も正射も確たる物が見えていないなら、美しい物は善いと考えても構わないでしょう。自分の感性が美しいと思う事は大切にしたいです。
「好きな射や射形を求める」という単純な動機は一人一人にとって大切に持ち続けるべきと思っています。私はこんな射がしたいと思う事は弓道を修練する上で一番必要かもしれません。好きに理屈は不要でしょう。