mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

弓道を続ける動機について

私の意図は中々見えにくいかもしれません。「射即人生」と言えばちょっと触れがたいテーマですが、実は単純です。弓道を楽しむ事が一番の方策だという意味合いに沿って話していこうと思います。

平成20年頃だと記憶していますが、以前お話した文部省が弓道を知らない人を対象に「弓道」を説明している文章を目にした事が今回の発端です。

「人類は二足歩行を手に入れた。そのことで背伸びの気持ち良さを知ることが出来た。その背伸びの気持ち良さを味わえるスポーツが弓道である。」とこんな感じの文章です。

弓道人は内側からばかり見ているので弓道を客観視する事が難しくなっていると思われます。

朝の目覚めで背伸び、ドライブ中に広い砂浜で海を前に休憩する時の背伸びなどは皆さんも経験していませんか?

細かな事は取り敢えず忘れて目一杯背を伸ばして引いてみたらどうでしょうか?この辺りに伸び合いは潜んでいるかもしれませんね。

弓道を精神修養とするのも武道なので当然ですが、素直に楽しんでのびのび引く弓も魅力的です。

中りを楽しむ、練習を楽しむ、基本は楽しむです。「好きこそ物の上手なれ」

何故中らない、もっと綺麗に引きたいと練習するのも道の一つです。昇段したいもそうです。ただ身体を伸ばして気持ち良さを目指すのも弓道です。道場は独特の雰囲気があり、守るべきルールも有文不文共に多く有ります。その雰囲気も森林浴するように楽しめる様になれば自ずと上達すると思われます。取り敢えず気持ちの在り方が変わると引く弓も変わっていくと考えています。弓も普段の生活が関わっているという事に出来るだけ触れていこうと思います。

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