エッセンス⑤
「手の内はなるべく弓に触れない」と聞き覚えが有っても「角見の効き」「弓返りや弦音」「的中」に゙意識が向くとつい忘れがちに゙なります。足踏みや胴造りの様にまず意識する事があります。弓の握りに対し左手指を色々接する方向ばかりになっていませんか?弓構えで手の内の調え方は多くは無いので最低限意識する事を前提にしてから他の技術に進んでください。
射法八節の全ては同じ様に出発点として守るべき事柄があります。意識の偏りでそもそもするべき事を無しにしない様に練習してください。横道に逸れそうになっても本道に戻れる準備は常にしておきましょう。一旦戻る所を見失うと自分の射さえあやふやになります。