mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

学生時代にしたい事。

弓道を始めて半年以内に半矢を出して、出来れば平均で半矢を保つ所まで。一手で一本を目指す。皆中や皆抜けを平均して半矢を出すよりも戦力的には頼れるかもしれませんし、一般では取り敢えず半矢で一人前と聞いています。特に女子学生は試合メンバーに絡めると考えています。最低半矢で時折三本、乗れば皆中となると部員からの信頼も厚くなるでしょう。しかしかなり大きな壁です。出来れば試合経験を積み重ねておきたい。緊張感を持って弓を引く事は結構大事です。社会人になるとそんなに緊張出来る場面も少なくなるかもしれません。練習では中るのに試合に弱い人、反対に緊張すると練習より結果の良い人、試合も普段の練習と変わらない人と様々ですが、自分が緊張すると射がどうなるか知っておくと有利と思っています。俗に言うと場数を踏むという事です。

そうは言ってますが、チーム作りから考えると試合が頻繁過ぎるのも少し抵抗があります。メインの試合に絞って全国で勝つか、練習試合など機会を多くして戦う事に慣れるか意見が別れるかもしれません。自分の事で言うと、試合が楽しみで待ち遠しかった様に覚えています。いずれにしても、僕なんか(私なんか)が出てもと言わず試合を楽しむ積極性を手に入れる時期でしょう。学生時代を過ぎると常に責任を問われる様になってしまう場面が多いからです。思い切って出来る時期は案外短いので、遠慮していると過ぎるのも早い。何故こう言うかというと、一般でもマイナス思考の人は常に自身が無く、折角射に目立つ癖も無く、よく引けていても安定しない人が割に多いからです。逆に癖射でもナルシスト的な人はよく中てています。一応武道なので、気後れは避けたいものですね。中るから自信を持てると思う人も多いですが、気も大切です。「ふり」をする事は結構大事です。堂々としていればそれが例え虚像でも繰り返しが本物にしてくれるでしょう。試合会場では勝敗に左右されず常に堂々としたいものです。

最後は中庸と和です。なんか精神論になってしまうと思われるでしょうが、同じ高校生、大学生がそんなに違うはずは無い位の気概は力となるでしょう。中庸と和は社会人でも求められる事です。中庸は簡単に言うと、十人居て自分一人でも正しいと思う事をきちんと主張出来る判断力です。しかし皆で決めた事には素直に実行する和の両方を兼ね備える事です。意見を言う事と人に逆らう事は全く別です。基本的に考え方は人それぞれが普通です。きちんと主張はするけれど和は乱さない。技術力は会まで引ければ何とかなるでしょう。動作が単純である弓道は自分が難しくしてしまう場合が多い事を意識する時は学生時代が良いと思っています。

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