mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

弓道を噛み砕く⑦

「感性や感覚や勘を働かせて、取っ掛かりに当たりを付ける事が出来るか?は大きな差を生みます。」

 本来人が身体を動かす基本的な運動神経は幼少期にほぼ出来上がると聞いていますが、それは手を使ったり立ったり歩いたりする誰でも自然に身につく動作です。そこから色んな動きが加わるとそれぞれの癖を持つ様になるでしょう。手に物を持つ事は殆どの人に出来る様になりますが、その物を使う為には要領が要ります。

しかし「一芸に秀でていると多芸に通じる」と言われているようにスポーツや武道の種類が色々有っても似たような考え方や使い方が有ると考えています。

始めて経験する時に、今まで経験した別の事に共通点があり参考になる場合も多いと思っています。今までした事は無いけどこんな感じかなと想像出来る事を今回は当たりを付けるという意味合いで使っています。

物を習う時、倣う時にまず自分で考える事が出来ると進歩の早さに違いが出て来ると考えられるでしょう。

こうだ、こうよと教えられるまま練習しても上手くいかない場合は想像力が欠けているからかもしれません。足踏みってこんな感じかな?手の内ってこうかな?離れってこんな?と自分が想像出来ると良いですね。人に言われても人の動作を見ても未経験の物は本質的に理解が難しいです。専門用語では「ミラー何とか」って言うらしいですが、良く覚えてません。

上手く成りたければ教わる事を自分が考え感じる事が大切です。進歩に壁を感じたり、成果が今一つ上がらない時には、勘を働かせ、感性を研ぎ澄まして下さい。

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