mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

弓道を噛み砕く⑧

中てると中る

要は中てるから中るを探す。根本はこれです。中てようと思う事は人情として当然です。中てたいし綺麗にも引きたいと思う人は多いでしょうが、中らなくても良いから綺麗に引きたいと願う人は極々稀だと言えるでしょう。学生弓道では中てたいと思わなければ問題です。社会人になって始めた場合も実は同じです。中たりだけでは駄目と言われますが、中らないと更に問題です。

中てたいと思う事に罪悪感は必要ないです。正直に中てようと練習すれば良いでしょう。的に囚われているという事と中りが欲しいと思う事は全くの別物です。これらの言葉のニュアンスを素直に感じて下さい。

まず中りが取れて、次に続く様に稽古して、最終的には、狙って中てる事と素直に引けば中るという事の二つが区別出来る様になると、弓道とは何かを感じる事が可能になります。

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